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東西南北

 2日から3日にかけて、ネット上では、2日に上院のコロナ禍CPIで証言を行った女医のルアナ・アラウージョ氏の話題で賑わった。コロナの陰謀論を信じる傾向のある連邦政府側のCPI委員に対し、科学的な知識に基づき、歯に衣着せぬ物言いで論破する様子に痛快さを覚えた人が少なくなかったようで、メディアでは早速「ルアナさんって、どんな人」という記事も書かれ始めている。一方では、ルアナ氏のことを検索した人が、2018年に同氏が大統領選でボルソナロ氏に投票したことを知って「なんだ」と落胆したりする姿も見られている。その点まで含めて、現在の「大統領に失望している人たち」の民意を象徴しているようにも見える。
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 連邦医師審議会(CFM)が2日、上院コロナ禍CPIに対し、ニゼ・ヤマグチ氏やマイラ・ピニェイロ氏の2人の女医に対する委員の態度が「女性蔑視的」として、抗議声明を出した。ネット上でも、容姿まで好まれたルアナ氏と彼女たちをそうした点で比較した声もある。ただ、マイラ氏やヤマグチ氏のクロロキンやコロナ対策に関する情報に虚偽が目立ったのは事実で、委員や国民が嫌ったのはそこでは? CFMはボルソナロ大統領寄りの判断をする傾向も強いとの声も。
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 人気女優のジュリアナ・パエスは2日、ネット上でニゼ・ヤマグチ医師を擁護し、「自分は大統領支持者ではない」としながらも、反大統領派上議らの「極左的で横柄な態度は支持できない」と発言し、炎上した。彼女のこうした発言に対し、「(大女優でボルソナロ政権の文化局長にもなった)レジーナ・デュアルテの後継者」と皮肉を込めた発言も多く見られた。

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