在クリチバ日本国総領事館(高木昌弘総領事)は5月25日、支援食糧米を寄付し、その引き渡し式を行った。同寄贈は、パラナ州政府にパラナ州政庁(イグアス宮)で行われた。
引き渡された寄贈品は同総領事館から392キロ、高木総領事個人からも同量の合計784キロ。この寄付品はパラナ州政府経由で、コロナ禍で困窮する同州貧困家庭に配布される。
引き渡し式には、パラナ州知事夫人のサイトウ・ルシアナ・マサ氏(Luciana Saito Massa.)と同州防災局長のフェルナンド・ライムンド・シュニング氏(Fernando Raimundo Schunig)が立ち合いのもと実施された。
高木総領事は、「州政府が力を注いでいる社会連帯事業に参加できることは光栄。少しでもお役に立てれば幸いです」と述べた。
サイトウ州知事夫人は、「日本国総領事館及び高木総領事個人から支援を戴き心から感謝します。コロナ禍で困難を抱える人々のために食料や冬の衣類などを支援することは非常に大切」と感謝の言葉を述べ、高木総領事に感謝状を送った。