ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 6月といえばブラジルは全国的に収穫祭「フェスタ・ジュニーナ」の季節だ。昨年はコロナ禍が発生してすぐの状態だったため、中止になるケースがほとんどだった。でも今年は、規制を守りながら行うところや、ネットをつないでヴァーチャルで開催する学校や教会が目立っているという。そうした工夫の中で行われるが故か、衣装や出し物などの企画に工夫を凝らして楽しんでいる姿も報道され始めている。また、フェスタ・ジュニーナといえば、ピーナッツを使ったお菓子やトウモロコシやサツマイモなどを使った食べ物、ワインを使った飲み物なども有名で、料理で勝負のところもあるようだ。不便なら不便なりに楽しむところは、子供にも人気の祭らしいところか。
     ◎
 10日の最高裁の裁判の結果、サッカーのコパ・アメリカのブラジル開催が決定的になったが、その裏で別の動きも起きている。フラメンゴはスポーツ裁判所に対し、コパ・アメリカ開催期間中の全国選手権の開催をとりやめるよう訴えを起こしている。通常、コパ・アメリカの開催中、他の選手権は止めるものだが、今年は変則スケジュールで例外的に全国選手権の休みがない。フラメンゴは得点源のガビゴルがセレソン入りしているため、戦力ダウンを恐れている。
     ◎
 セレソンの選手たち、国民に強い反発が生じたコパ・アメリカだが、13日から予定通り試合開始となりそうだ。恐れられているコロナ第3波は、開催直前ではそこまで大きな死者、感染者の増加をみていないが、気をつけなければならない。それこそ、ワクチンの接種を終えた人であっても、マスクを外さない、密を作らないといった心構えが必要だ。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 《ブラジル》最高裁でもコパ・アメリカ覆らず=13日から試合開催へ2021年6月12日 《ブラジル》最高裁でもコパ・アメリカ覆らず=13日から試合開催へ  10日、最高裁でサッカーのコパ・アメリカの開催をめぐる判事投票が行われ、賛成多数で開催されることが決まった。10、11日付現地紙、サイトが報じている。  今回のコパ・アメリカは、当初開催予定だったコロンビアとアルゼンチンが、デモによる治安悪化やコロナ禍の悪化のために […]
  • 東西南北2021年6月11日 東西南北  サッカーのコパ・アメリカの開幕予定が13日に迫っているが、ギリギリまでまだどうなるかはわからない状況が続いている。最高裁が10日、開催を認めるか否かを審理して開催許可の判断を下した。だが、同杯協賛スポンサーでクレジットのマスターカード、飲料大手のアンベヴといった大企業が、会社 […]
  • 《ブラジル》大統領関連の問題一気に噴出=ファイザー本社社長のメール無視=選挙時の違法献金も発覚=いまだにコロナ死者数を疑う2021年6月9日 《ブラジル》大統領関連の問題一気に噴出=ファイザー本社社長のメール無視=選挙時の違法献金も発覚=いまだにコロナ死者数を疑う  週末から週明けにかけて、ファイザー製薬のワクチンに関する手紙無視、大統領選挙の際の不正疑惑、虚偽報告など、ボルソナロ大統領にまつわる疑惑が次々と浮上した。7、8日付現地紙、サイトが報じている。  週末に、決定までのあり方も含め、サッカーのコパ・アメリカのブラジル開催 […]
  • 東西南北2021年6月9日 東西南北  在任中はいたって不人気で、昨年の選挙に敗れ、1期のみの任期で終わった前リオ市長のマルセロ・クリヴェラ氏が、南アフリカ駐在のブラジル大使に指名されていたことが明らかになった。同じ保守派であり、リオに政治拠点を置いていることで、市長選でも強い支持を行っていたボルソナロ大統領の計ら […]
  • 《ブラジル》コパ・アメリカ開催をめぐり泥沼に=チッチ監督が解任寸前?!=大統領がセレソン人事介入=CBF会長がセクハラ疑惑停職2021年6月8日 《ブラジル》コパ・アメリカ開催をめぐり泥沼に=チッチ監督が解任寸前?!=大統領がセレソン人事介入=CBF会長がセクハラ疑惑停職  ブラジルでのサッカーのコパ・アメリカ開催をめぐり、ボイコットを求めるブラジル代表(セレソン)に対し、ボルソナロ大統領がセレソン人事への介入を試み、ブラジル・サッカー連盟のロジェリオ・カボクロ会長がチッチ監督の解任を試みたが、その報道が行われた直後、職員へのセクハラ疑惑 […]