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初の大統領直撃スキャンダルの真相は?

アンドレア氏(Instagram)

アンドレア氏(Instagram)

 「ああ、つまりはそういうことだったのか」。5日に報じられた、ボルソナロ大統領の元義妹、アンドレア・シケイラ・ヴァーレ氏の暴露証言を聞いて、コラム子には腑に落ちるものがあった。
 2018年初頭、ボルソナロ氏は大統領選の世論調査で10%台の前半の支持を獲得するほど注目度は高くなっていた。だが、まだニュース番組でとりあげられるほどの政治家ではなかった。
 まだ支持者が「汚職に関係ないクリーンな政治家」を求めていたその頃、ボルソナロ一家に初めてのスキャンダルが浮上した。
 それはボルソナロ氏本人をはじめとして、息子たちの資産が直前の数年間で急激に増えたことを伝えるものだった。とりわけ多かったのは不動産で、それらが議員としての給与でまかなえるものではなかったことで怪しまれていた。ただ、そのときは、その購買を可能にする資金の出所がわからなかったために、その後、そうした報道は尻すぼみになっていった。
 だが、ボルソナロ氏の大統領当選が決まり、就任を1カ月後に控えた18年12月、長男フラヴィオ氏のリオ州議時代におこなったラシャジーニャ(議員職員給与のピンはね)疑惑が発覚した。
 自身の雇った幽霊職員たちの給与の大半が現金で引き落とされて、父ボルソナロ氏の古くからの友人であるファブリシオ・ケイロス氏の口座にまとめて振り込まれていたことが判明したのだ。

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