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『西風』12号を配布中=座談会やエッセイ集など

西風会第13号表紙

西風会第13号表紙

 西風会(せいふうかい)は6月、『西風』12号(236頁)を刊行した。同会は会員が毎月1回集まり、様々なテーマについて議論する私的な研究会。
 巻頭言には、今年4月にアメリカの火星探査機に搭載されたヘリコプターが火星面で史上初の動力飛行を成し遂げた快挙から綴られた『火星でヘリコプター飛ぶ』を掲載。
 座談会(回顧編)として2016年に故・宮尾進さんが参加した『AI‐人工知能、その可能性とその限界』や同氏と故・田中慎二さんも参加した、『「西風」誌、第三掲載文章の論評』を掲載している。
 このほか、過去に田中慎二さんが発表した『思い出のエッセイ集』のうち『漫画家集団と行を共に』では横山隆一、近藤日出造、杉浦幸男、馬場のぼる、久里洋二、富永一朗、クロイワ・カズ、鈴木義司、牧野圭一らがサンパウロに滞在した際の交流が綴られる。
 本書では論文やエッセイ、小説、社会時評などの投稿も受付けており、掲載可否は同会が検討する。希望者には無料で配布する。発行部数は200部。入手希望、投稿の連絡は中島宏さん(メール=nakashima164@gmail.com)まで。弊紙でも数量限定4部まで配布している。

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