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《ブラジル》紅班熱で曽祖父と孫が死亡=マダニに刺されて発症

紅班熱を引き起こすマダニ(Adelcio R. Barbosa/Divulgação)

 ミナス州コンタージェン市役所が18日、73歳の男性とそのひ孫で4歳の子供が紅班熱(FEBRE MACULOSA)で亡くなったと発表した。二人は同じ家に住んでおり、病気を引き起こすマダニに対する対策をとるようにとの警告が強化されたと19日付G1サイトなどが報じた。
 紅班熱は高熱、発疹、頭痛、目の奥の痛み、吐き気、下痢、節々の痛みなどを伴う病気で、熱は39~40度に達する。米粒大から小豆大の紅い斑点が全身に出るが、痛みやかゆみはない。
マダニに刺された部分が赤く腫れ、中心部に黒いかさぶたや潰瘍のようなものが見られる刺し口ができるのも特徴だ。

 死者が出たのはナシオナル区で、市役所は新たな死者が出るのを防ぐため、近隣の1300世帯を訪ね、病気の特徴や注意事項を説明した。
 死者が出た地区の719戸については、マダニを退治するための殺虫剤を散布する措置もとった。同地区では来週から、雑木林の枝払いなどを行うなど、マダニの発生や繁殖を防ぐ措置も行う予定だという。
 コンタージェン市は同州都のベロ・オリゾンテ大都市圏にあり、ナシオナル区はベロ市と市境をなしている。同地区は雑木林などが多く、2019年にも同病による死者が出ている。

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