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東西南北

 7日の独立記念日が火曜日にあたるため、ブラジルでは6日の月曜日を休みにして4連休にする人も少なくない。サンパウロ州の場合、今日から4日間の休暇を海岸部で過ごそうとする人もかなりいて、サンパウロ州公共運輸サービス規制機関(Artesp)はこの間の州内の高速道での車の数を450万台、そのうち海岸方面にあたるアンシエッタ/イミグランテス、タモイオス、モジ/ベルチオガ方面で110万台を予想している。特に今の時期は渋滞そのものより、コロナ禍が悪化しないかの方が不安。感染者、死者は減ってはいるが、デルタ株の拡大が恐れられている今日この頃。密にならないように気をつけながら、休日をすごしてほしいものだ。
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 2日、大サンパウロ都市圏のグアルーリョス国際空港で、アフリカやアジアの国々にコカインを密輸しようとしていた容疑者3人が逮捕された。彼らが運ぼうとしていたコカインの量は、計10キロほどあったという。ただ、今回注目されたのは彼らの密輸方法で、そのうちの一人は「トゥルマ・ダ・モニカ」の作者マウリシオ・デ・ソウザの描いた児童漫画「オズの魔法使い」の中にコカインを隠していたとか。子供たちのものをそういうことに使ってほしくはないが。
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 2日のサッカーW杯の南米予選で、ブラジル代表は1―0でチリを下した。招集メンバーを11人入れ替えたことによる不慣れさと、敵地ということで苦戦したセレソンだったが、後半から途中出場のエーヴェルトン・リベイロがゴールを決めて逃げ切った。これでセレソンは7戦7勝。次の2戦は5日にアルゼンチン、9日にペルーでいずれも本拠地試合だ。

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