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東西南北

 東京パラリンピックは5日に終了した。ブラジルは3日(現地時間の4日)にカヌーVL2級の200メートル男子の部でフェルナンド・ルフィーノが優勝し、金メダルの数が史上最多の22個となった。メダル・ランキングは7位で、リオ大会とタイだった。銀メダルは20個、銅メダルは30個だった。また、オリンピックとの獲得メダル数の合計でも金が29個となり、世界第8位の成績となっている。前回のリオ大会は自国開催であったが、その次の大会でオリンピック、パラリンピック共に最高の成績を残したことになる。3年後のパリ大会にまで今回の勢いが続くかどうかはわからないが、「南米は蚊帳の外」のイメージはかなり払拭できるようになったか。
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 7日の独立記念日の前日の6日は、3年前、ボルソナロ大統領がミナス・ジェライス州ジュイス・デ・フォラで大統領選キャンペーン中に、ナイフで腹部を刺された日だ。ボルソナロ氏は昨日、この日を振り返り、「今も生きているのは神のおかげ」と語った上、「自由のためなら、命を投げ出す」とも述べた。あの事件は世を大騒ぎさせた割に、襲撃犯のアデーリオ・ビスポ容疑者が早い段階で「単独犯行」ということになり、ボルソナロ氏も訴訟を起こさないなど、不審点が多いとの話も。真相は闇の中か。
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 今日は独立記念日。軍人や警察官などの強面のボルソナロ大統領支持派が、事前に最高裁への抗議活動を宣言していることから、不安を感じている国民も少なくない。1988年憲法の制定に尽力したウリセス・ギマリャンエス氏は、「憲法を裏切るものは国を裏切る者だ」の名言を残しているが、それを忘れないでいてもらいたいところ。

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