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カンポス名物の鱒を和食で=高原(Kouguem)=イクラのような鱒の卵も=10種類あるヤキソバも好評

鱒の蒸し焼き

 聖州カンポス・ド・ジョルダン市は「ブラジルのスイス」、日系人からは「サンパウロの軽井沢」とも呼ばれる有名な避暑地だ。州立の鱒養殖試験場があり鱒養殖が盛んな同地では、多くの料理店で鱒料理が楽しめる。中でもレストラン「高原」では、普通の鱒やサーモン色の鱒(truta-salmonada)を用いた寿司や刺身、日本料理が楽しめる店だ。
 特にニジマスの蒸し焼きは、お客さんの前で鱒の背骨を抜いて提供する。「わりと驚いてくれるお客様も多いです。この背骨抜きは蒸したての時しか綺麗に抜けないんですよ」と店長の安永マユミさんは説明する。
 最近は特に鱒にレモンや塩オリーブオイルをかけたセビッチェ(ペルー風マリネ、57レ)も人気だという。また、サーモン色の鱒の刺身に生姜や葱の薬味と特製タレをあわせた「高原風刺身」(57レ)もここでしか食べられない一品で、おススメだという。
 また、同店ではまるでイクラのような「鱒の卵」の料理も提供している。卵は州立鱒養殖試験所が産卵期の6月から8月に提供している。「料理として提供している店は多分珍しい」とのこと。旬は産卵期だが、冷凍保存により年中食べられる。
 卵料理は手巻き寿司(33レ)、軍艦(18レ)、レモンを器にして提供する盛り合わせ(32レ)などで楽しめる。鱒の卵は、イクラの半分くらいの大きさだが、味はほぼ近い。まさにここでしか味わえない味だ。
 鱒を楽しめる料理がいろいろあり、通常の3倍ほどの量がある茶碗蒸し(31レ)も鱒のから揚げ入りだ。

 同店ではヤキソバだけでも10種類あり、「鱒入りのヤキソバ」も提供している。当地では餡かけヤキソバが一般的だが、日本でお馴染みのソースヤキソバ(27レアル)も。ヤキソバ類は持ち帰り等で特に好評だという。定食などの持ち帰りもあり、綺麗に盛り付け梱包するので、盛り付けが崩れる恐れのあるデリバリーは現在取り扱っていない。
 「ロディージオ(巡回式食べ放題)での料理提供はあるか」といった客の問合わせが多いため、酢の物や煮物も含めた取り放題メニューの提供も考えており、「1月頃から値段を160レアル~180レアルくらいで検討中」だという。
 営業時間はオフシーズンが月・火休み。繁忙期は毎日営業する。営業時間は正午12時から夜10時まで。電話番号は(12)3663・1994

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