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2021の記事一覧

《サンパウロ市》5万軒超の新築住宅販売=前年比で4・5%の増加記録

サンパウロ市の経済活動の中心であるパウリスタ大通り(Revena Rosa/Agencia Brasil)  サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi)が10日に発表したサンパウロ市不動産市場収支報告によると昨年、5万1417軒の新築家屋が売れ、2019年の4万9224軒を4・5%上回った。 コンテンツの ...

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《ブラジル》上院公聴会で「医療崩壊の前兆知らなかった」=シラ切る保健相に反発高まる=上議「大統領と共に大量殺人罪」=議会調査委員会設置は不可避か

11日、上院でのパズエロ保健相(Valdemir Barreto)  エドゥアルド・パズエロ保健相は11日、上院の公聴会で保健省のコロナ対策に関する説明を行った。アマゾナス州マナウス市での医療崩壊の責任を問う議会調査委員会(CPI)の結成が噂される中、パズエロ氏は前言を覆して、「医療崩壊の実情は知らされてなかった」と説明。これが ...

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《ブラジル》ほぼ全国民2億人超の個人情報が漏洩=ハッカーがデータ密売=携帯電話1億台分も、死者の情報まで

 1月下旬、2億2千万人分超の個人情報が漏洩し、中身を切り売りしたりするデジタル犯罪が横行と報じられ、多くの市民を青ざめさせたばかりだった。だがこの10日には携帯電話1億台分のデータ漏れも判明し、国のデータ保護機関(ANPD)が捜査や捜査の補助を手掛け、情報漏洩による影響軽減の方策を探し始めたと11日付現地サイトが報じた。  A ...

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《ルーラ裁判》前総司令官暴露「幹部の共同作文」=軍クーデター示唆する問題投稿の真相

 前陸軍総司令官のエドゥアルド・ヴィラス・ボアス氏が、最近出版した著書の中で、2018年のルーラ元大統領の服役を問う裁判の直前に同氏が行ったツイートが「軍の上層部で共同作文されたものだった」と発言し物議を醸している。11日付現地紙、サイトが報じている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. ...

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《ブラジル》マナウス市=2月上旬の死者は448人=1月同期を65%上回る

死者急増と報じる12日付G1サイトの記事の一部  感染力が強い変異株により、感染者や再感染者が急増したアマゾナス州マナウス市では、2月最初の10日間の新型コロナによる死者が1月同期比で急増したと12日付現地サイトが報じた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員に ...

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《ブラジル》国内初の接種者に2度目=国内ワクチンの9割はコロナバック

 ブラジルでのコロナウイルスのワクチン接種第1号となった女性が12日、サンパウロ市で2度目の接種を受けた。12日付現地サイトが報じている。  国内最初のコロナワクチン接種者は、サンパウロ市の看護師モニカ・カラザンスさんで、1月17日に国家衛生監督庁(ANVISA)がコロナバックの緊急使用を認めた直後に、初回の接種を受けた。  2 ...

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東西南北

 15日から17日の午前中まではカーニバル休暇のはずだったが、今年はコロナ禍につき、カーニバルを公的に祝う自治体はない。カーニバル休暇は本来、国民の祝日扱いではなく、自治体判断なので、開催されないのならば平日扱いとなるはずだが、そこがブラジルの不思議なところ。企業などの判断で、この日を平日にも休日にもできる仕組みになっている。な ...

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特別寄稿=電源を切って質素に暮らす!=今こそ、五感を研ぎ澄まそう=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

深刻なIT機器依存で、崩れ始めた「社交の型」  茶道に「口切の茶事」というのがある。  口切とは、「目張りしておいた新茶の茶壺の封を切ること」を言うが、一般的には「物事のし始め、かわきり」、「会合での話の口切りを依頼する」という使われ方をする。  師走、いわゆる歳暮の夜長を楽しむ時の茶事を「夜咄(よばなし)」といって千利休の頃は ...

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県連代表者会議=日本祭り開催可否3月決定=焦点は会場費の持ち越し問題=ふるさと巡り9月に再延期

2019年7月の日本祭り会場、人が押し寄せた食の広場

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)の「2021年1月度代表者会議」が1月28日、オンラインアプリ「ZOOM」で行なわれ、各県人会代表者役員及び青年部を含む48人が参加し、ポルトガル語を中心に開催された。当日は、「県連ふるさと巡り再延期」と「21年の日本祭り開催可否進捗」が議題として上げられ議論が行われた。  同会議 ...

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アジア系コミュニティの今(4)=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=韓国編〈8〉 韓国の政情不安を危惧して移住

1990年頃のバンさんのご両親と子どもや孫たち

 バンさんの両親は韓国で立派な家もあり、父親は米軍基地で高給の職を得ていたが、パク・チョンヒ(朴正煕)政権の政情不安を危惧して移民を決意した。  当時は家族でブラジルに来るのには家一軒分の旅費が必要で、所有していた家を売って資金を用意し、韓国を飛び立った。バンさんは「自分だけは韓国の家に残る」と主張したものの、家族の決断に従うし ...

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