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宮城会が「筝曲演奏会」=文協貴賓室で21日

ニッケイ新聞 2012年10月10日付け

 ブラジル筝曲宮城会(長瀬令子会長、会員20人)が『第24回筝曲演奏会』を21日午後2時から、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開催する。入場無料。邦楽協会後援。
 小倉祐子名誉会長、長瀬会長、会員の原田孝子、深田久子、矢崎幹子さんらが案内のため来社した。
 小倉名誉会長が日本で作曲家・筝曲家の故宮城道雄氏に師事し、三曲若葉会を経て同会を創立。日本文化の後世への継承を目的に、30年間活動を続けてきた。
 演奏が難しいとされる宮城氏の曲を中心に、琴、三弦、十七弦で「雪の雲」「祭りの太鼓」「雪はな」など12曲を披露。「こほろぎ」はブラジル初公演。琴古流、都山流の尺八も伴奏に加わる。
 長瀬会長らは「難しい曲が多いけど、1月から週2回の練習を重ねてきた。多くの方に見に来て欲しい」と呼びかけた。
 問い合わせは長瀬会長(11・3289・3303)、小倉名誉会長(同・3032・8901)まで。

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