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最近公演も好評=今後は日本の昔話も=劇団「新波」

2005年12月15日(木)

 コロニア芸能祭でもおなじみの劇団「新波」(山口小春主宰)は十月三十日にあけぼのホーム、十一月十三日にピラチニンガクラブ大ホールで行われたピニェイロス文化親睦会・敬老会で公演を行った=写真=。
 演目は山口代表の自作「堅川端暮秋(たてかわばたにくれゆくあき)」でなかなかの好評だったようだ。
 九九年三月に旗揚げして以来、現在までに三十七回の公演をこなし、披露した演目は二十を超える。
 今年入団した杉浦マルコスさん(三世)は「元々芝居が好きで、日系人として日本の話を演じたいと思った」ときっかけを話す。
 老若男女、一世から三世まで約十五人の団員を抱える「新波」は時代劇を主に演じてきたが、今年から日本の昔話も日ポ両語で取組む考えだという。
 なお、現在劇団員の募集も行っており、山口代表は「興味のある方はご連絡を」と呼び掛けている。
 毎週土曜日午後二時から、文協小講堂で練習を行っており、見学も歓迎している。
 詳しくは山口(電話11・3088・1936/日本語)、井上(電話11・3782・6160/ポ語)まで。

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