健康広場 1月12日(水) 成人病では、高脂血症に次いで多いと言われる肝臓病。その多くは肝臓に中性脂肪が溜まる脂肪肝だ。「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓は、障害を起こしてもよほどひどくならない限り自覚症状が出ないという厄介な特徴を持つ。肝臓病と聞くと、私たちはすぐに「お酒の飲み過ぎ?」と思いがちだが、アルコールだけでなくストレスな ...
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食で健康=野菜の王様トマト(上)=ガン予防にも効く
健康広場 1月12日(水) 「トマトが赤くなると医者が青くなる」。古くからヨーロッパに伝わるこんなことわざがある。抗酸化作用により、肌を紫外線から守ってくれたり、動脈硬化を防いだりと様々な効果を持つトマト。また、本格的な夏の暑さにまいっている人も多いと思うが、夏バテにも効き目を持つまさに、今食べどきの野菜なのだ。トマトの持つそ ...
続きを読む »歯は万病のもと=生活習慣の見直しで予防可=正しい歯磨きの徹底を(下)
健康広場 12月22日(水) 総入れ歯になる危険性があることに加え、動脈硬化や心筋梗塞など生命に大きく関係する病気につながる歯周病。成人の七割から八割が感染しているこの症状では、自ら予防することこそ最高の治療法であることは間違いない。今回は予防法と生活習慣の見直しを考えよう。 気が付いたときにはすでに手遅れになりかけている歯 ...
続きを読む »生活習慣病=脳出血=高血圧が発病に関係=高い死亡率に要注意
健康広場 12月22日(水) 命を失う危険性が高いだけでなく、半身麻痺や言語障害などの後遺症が恐ろしい脳の病、脳出血。患者の約八割が高血圧を持病に抱えており、生活習慣が発病に大きく関わる。症状と対策を知ることで、危険性を減らせるだけに、是非実践して欲しい。 【症状】 気分が悪くなったり、頭痛やめまい、吐き気を覚えた場合には ...
続きを読む »食で健康=牡蛎(2)=体にいいタウリン豊富=肝臓にも効果的
健康広場 12月22日(水) 良質なたんぱく質やグリコーゲン、ビタミン類など数々の栄養素を含む牡蛎は、亜鉛が不足しがちな高齢者に持ってこいの食材であることは紹介した通り。 十八種類以上のアミノ酸を含むと言われる牡蛎だが、特に注目したい成分として「タウリン」が上げられる。 実に100グラム当たり1000ミリグラムのタウリンが ...
続きを読む »胃がんを克服=斉藤さん=毎日を全力投球で生きたい
健康広場 12月22日(水) 今死んでも、悔いの残らない人生を送りたい──。 自宅で日本語学校を経営し、休日はダンスやカラオケに熱を上げる。さらに、フリージャーナリスト日下野良武さんが主導する女性の移民史をテーマにした共同執筆の企画に参加。最近は原稿に追われる毎日だ。 そのバイタリティー溢れる姿からは、胃がんを患っていたと ...
続きを読む »歯は万病のもと=全身疾患の引き金にも=心筋梗塞は約三倍に増加(中)
健康広場 12月8日(水) やがて大切な歯を失うことにつながる歯周病ーー。日本人の約八割が罹っていると言われるこの病気の怖さは、歯が抜ける直前まで自覚症状がないことだと前回、指摘した。今回は歯が抜けるだけでない、歯周病の怖さを考えよう。 「歯は万病の元」。意外かも知れないが、こんな言葉を口ずさみたくなるほど、歯周病が原因とな ...
続きを読む »生活習慣病=前立腺肥大症=排尿障害が特徴=中高年男性は要注意
健康広場 12月8日(水) 四十代後半に端を発し、高齢者の多くが悩まされる「男の病」前立腺肥大症。加齢とともに進行するこの病気は、発生の原因は不明だが生活習慣の見直しが、予防策につながる。「頻尿」「残尿感」などに心当たりのある中高年の男性はぜひ注意して欲しい。 【症状】 前立腺肥大症――。まずこの病気が特別なものでないこと ...
続きを読む »食で健康=牡蛎=栄養豊富な「海のミルク」= 亜鉛摂取に最適
健康広場 12月8日(水) 日本では冬の味覚の代表格として知られるが、古くは古代ローマの将軍カエサルやフランスのナポレオンまでもが好んだと言われる海の幸がある。「海のミルク(牛乳)」と呼ばれ、良質なたんぱく質やグリコーゲン、ビタミン類など数々の栄養素を含む牡蛎(カキ)――。リベルダーデ区の日本食材店でも簡単に手に入れられる身近 ...
続きを読む »生活習慣病=危険=自覚症状ない=無症候性心筋梗塞=急性に比べ死亡率3倍=無痛性で誤診も発生=予防にはやはり定期検診
健康広場 11月24日(水) 一般的に心筋梗塞の症状は、胸痛に始まって顔面蒼白や呼吸困難、恐怖感、冷や汗、吐き気が重なることは周知の通りだろう。場合によっては、さらに嘔吐が加わることも。でも、要注意! 痛みを伴わない場合がある。無症候性心筋梗塞(Silento MI)と分類され、全世界の患者のうち八・四%がこの疾患に属するとさ ...
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