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アマゾン河 関連記事

ピメンタ植林〝両立〟へ=アマゾン河口で高倉さん=試行錯誤続けながら=見返りは20~30年後

3月17日(水)   パラー州ベレンの近郊でチーク(テッカ)やマホガニ-(モギノ・アフリカーノ)を中心に、大規模植林に取り組んでいる日本人がいる。新潟県出身の高倉道和さんだ。  十歳の時の一九五四年、兄たちと一緒に両親に連れられて「あふりか丸」でトメアスーに移住してきた。四人兄弟の末っ子で、当時は移住の意味さえ十分に分らなかった ...

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コラム オーリャ!

 海外で一番俳句が盛んな国―NHKがブラジルをそう位置付けてから久しい。質、量ともにといっていいのか、毎年のNHK全国俳句大会には、他国や(日本の)他県に比較して、圧倒的に多数の作品が送られ、入賞もする▼平成十五年度の同大会で、海外作品賞を受賞した山口敏子さんの句「星月夜海に葬る移民船」について、選者たちの間でおもしろい議論があ ...

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コラム 樹海

 海外で一番俳句が盛んな国―NHKがブラジルをそう位置付けてから久しい。質、量ともにといっていいのか、毎年のNHK全国俳句大会には、他国や(日本の)他県に比較して、圧倒的に多数の作品が送られ、入賞もする▼平成十五年度の同大会で、海外作品賞を受賞した山口敏子さんの句「星月夜海に葬る移民船」について、選者たちの間でおもしろい議論があ ...

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コラム 樹海

 日本にいた頃。ゴム採取人やアマゾン河の流域で暮らす人々を相手にして船で行商する「アビアドール」に惚れ込み大河をゆっくりと溯る雄大な風景を描いては自分独りで満足したりした。サンパウロならばヴィアジャンテになって旅の夜空を楽しみたいの野望を膨らませるという若者らしい絵を胸に秘めて気宇を大きくする。これは青年ならば誰しもが持つ夢に違 ...

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コラム 樹海

 「出稼ぎ」の言葉が使われ出したのは、東北の青森県などの農民が冬場で仕事がないときに東京の建築現場などに働きに行くのを指して言い始めたものらしい。一九六〇年代初めにはもうあったそうだし、農家にとっても現金収入につながり結構な人気に―。農村人口の都市流入ということのようだが、つまるところは経済的な格差が生んだ悲喜劇にも見える▼ブラ ...

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北伯の柔道暑中稽古=松尾報告「7月は〝柔道漬け〟だった」=暑さとも戦う1日6時間=日本語のあいさつ板につく

8月9日(土)  ポッソス・デ・カルダスの公立校で柔道を指導、ブラジルの柔道の底辺を広げる活動を毎日している松尾三久さん(六一、東京農大卒)は、去る七月、いつもに増して〃柔道漬け〃だった。寒稽古の指導を二つこなした。一つはパラー州ベレンで行われた。同地で、東京農大の先輩たちと交歓、拓殖大学の同窓会にも招かれた。講道館の大先輩・前 ...

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ブラジル事情知る図書-2

7月18日(金) 【紀行・実録】 ◎世界をささえる一本の木 ―ブラジル・インディオの神話と伝説=ヴァルデ・マール採録・絵=福音館書店=96/10=1854円 ◎ブラジルの記憶 ―悲しき熱帯は今=川田順造=NTT出版=96=1600円 ◎ブラジルへの郷愁 〔写真集〕=レヴィ・ストローズ写真・文=みすず書房=95/11=8755円 ...

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越境する日本文化 マンガ・アニメ(2)=激増する〃Otaku〃たち=マンガ読者人口5百万人?!

1月22日(水)  『Chobits』『犬夜叉』『ワンピース』『ドラゴンボールZ』『バガボンド』『エバンゲリオン』『らんま1/2』など、現在国内で出版されているマンガ翻訳本のタイトル数だけで約二十本。それに影響された日本風オリジナル漫画が十タイトル、マンガ・アニメ関連の情報誌が約三十誌も発行されている。  放送されているアニメは ...

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