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セラード開発 関連記事

私の「邦字新聞の45年」=ニッケイ新聞 編集局報道部 記者 神田大民

ニッケイ新聞 2008年7月5日付け 日本語でしか情報を得られなかった人たちのために  ブラジルにおける邦字新聞は、特に日本語でしか世の中のことを知る術(すべ)がない人にとって役に立つ新聞である。このことは、一九一〇年代に最初の新聞が発行されてから現在まで、そんなに変わっていない。九十年余も必要に迫られて発行されてきた新聞だが、 ...

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皇太子さま、ミナス州ご訪問=両国経済関係の大舞台=リベルダーデ宮殿で歓待=「この日を待っていた」

ニッケイ新聞 2008年6月25日付け  両国の経済関係を語る時には欠かすことのできないウジミナスやセラード開発、セニブラなどの日伯ナショナル・プロジェクトの舞台となったミナス・ジェライス州。パラナ州マリンガ市から空路、州都ベロ・オリゾンテ市入りされた皇太子さまは二十三日午前十一時、州知事公邸のリベルダーデ宮殿をご訪問になり、経 ...

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日伯農業シンポ=新たな学術交流を模索=「日本の貢献2百、3百周年へ継続を」=両国研究者が議論重ねる

ニッケイ新聞 2008年6月12日付け  サンパウロ大学(USP)、サンパウロ州立大学(UNESP)、カンピーナス州立大学(UNICAMP)が共催する日伯シンポジウム「アグロネゴシオ(農業関連ビジネス)への貢献」が九~十日の二日間、サンパウロ市のメモリアル・ダ・アメリカ・ラチーナで開催され、日本からも四大学から教授ら約十人が駆け ...

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「世界のエネルギー事情変える」=6月に日伯農業シンポ=日本移民の農業貢献を評価=力行会からデカセギまで

ニッケイ新聞 2008年5月17日付け  「日伯で世界のエネルギー事情を変える」との新しい考え方をロベルト・ロドリゲス元農務大臣は提案する。百周年を記念してサンパウロ州立三大学(UNESP、USP、UNICAMP)が主催する日伯シンポ「農業への貢献」が六月九~十日に開催されるにあたり、七日に記者会見がサンパウロ市のメモリアル・ダ ...

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人づくり、顧客重視の理念いまも=ポンペイア=ジャクト創立60周年式典=国内外から6百人が参集=西村氏「これからも立派に」

ニッケイ新聞 2008年5月6日付け  サンパウロ州ポンペイア市の農機メーカー「JACTO(ジャクト、マルチン・ムンドストック社長)」が今年創立六十周年を迎え、四月二十五日夜、隣市マリリアで記念式典が開かれた。コロニアから生まれ、世界有数の農機メーカーへと成長した同社。式典には地元はじめ、州内外各地、南米諸国、日本などから約六百 ...

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全伯で百周年記念事業が進行中=おもな計画を一気に紹介=各地に日本庭園や記念誌など

ニッケイ新聞 2008年1月1日付け  移り来て一世紀――。海を渡った日本移民とその子孫たちは、百年にわたり、ここブラジルの社会に様々なものを残してきた。古くは五十周年を機に実現したサンパウロの文協ビル(文化センター)のような建築物、日本庭園や鳥居、記念碑や資料館、さらに今ある各地の文協会館も、先人たちの遺産と言える。そして今、 ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(10 終)=真の農業者は寡黙=日系の農業従事「終わった」と言うまい=コチアの精鋭の勝利

ニッケイ新聞 2007年12月29日付け  いま、日系社会は老齢化して、一線を退いた一世と、出稼ぎの話だけが目立って、政界、実業界、その他の分野でも、他の国の民族ほど目立った存在がなく、何か中心を失った寂寞さを感じる人は多いと思う。なぜ日系社会の誇りで有った大組織が、短期間に一斉に崩壊してしまったのか。いま、日系社会の中心となる ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=連載(9)=井上会長の打診を受けて=ミナス州、即刻無条件で決断=にんにく精選所。品質最高のにんにくをセラードは生産する=「農業の神様が来てくれた」

ニッケイ新聞 2007年12月28日付け  小笠原たかしが、一九七一年に単身セラードへ出発してから後の五年間は、小笠原一族はもとより、コチア産組、ミナス州政府、連邦政府にとって、まさに二億ヘクタールを舞台とする壮大な大河ドラマが演じられた。  過去のことではあるが、百年の日系移住歴の中で、おそらくブラジルの日系社会が二度と経験す ...

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 「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」(6)=日本人は気が狂っている?=入植時、地元住民の見方=「開拓は失敗必至」

ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 「日本人の億万長者が来た」  いま、サンパウロ市から、ミナス州サン・ゴタルドの町までは七百三十キロのアスファルト道路を、車なら八時間くらいで行ける。しかし、三十年前は泥道のため、早朝から夕方までかかった。一九七四年ごろ、パラナのセラード開発先発隊は、パラナから生産資材と農機具を積んだトラ ...

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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(4)=30数家族で「生産株式会社」組織=資材、機械一括購入、労働力も〃共有〃=農家が作る生産株式会社

ニッケイ新聞 2007年12月18日付け  サン・ゴタルドで見たもう一つのユニークな生産形態は、農家が生産のために組織した生産株式会社である。生産者組合は普通であるが、生産株式会社は珍しい。これも生産性を緻密に追求して到達したシステムである。農家が各自、自分の土地を持って、会社に出資した形で参加し、会社は株主が持ち寄った土地の総 ...

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