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全伯短歌大会9月11日=「誰でも気軽に参加を」

 ニッケイ新聞と椰子樹社(多田邦治代表)が共催する第68回「全伯短歌大会」が、11日午前9時からサンパウロ市の文協ビル内エスぺランサ婦人会サロン(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。午後4時ごろまで。弁当支給、参加費あり。  題詠やアベック歌合せ、与えられた上の句に続けて詠む独楽吟などが行われる。参加者全員で ...

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日本酒造組合=こだわりの〃國酒〃をアピール=試飲に行列、市場参入も視野に

賑わった試飲会

 日本酒造組合中央会(篠原成行会長)は10日午後、日本酒と焼酎、泡盛の総称に当たる「國酒」文化普及のため、サンパウロ市ニッケイパラセホテルで、セミナーと試飲会を開催した。平日夕方にも関わらず、セミナーには300人を越える飲食業者や一般人が訪れた。  国内市場が縮小する中、同中央会は世界各地で普及事業を進めている。ブラジルでは今回 ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(11)=移民の子が国家的な貢献

2004年8月14日付のニッケイ新聞

  岡本の快挙を祝って地元マリリアでは1952年9月28日に「河童祭り」と称する祝勝会が開かれ、牛3頭を焼いて1千人を招く盛大なシュラスコ会が開催された。それを報じたパウリスタ新聞52年10月2日付によれば、父専太郎が「泳ぎ始めはわしの観海流(日本古来の遠泳法の一つ)を仕込んだもので…」などと始終、上機嫌だったという。  映画『 ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(9)=トビウオが変えた岡本の運命

1952年9月6日付のパウリスタ新聞。凱旋した岡本選手はルカス・ノゲイラ・ガルゼス聖州知事を表敬訪問し、アブラッソ(抱擁)された

 岡本の業績と人柄をまとめたドキュメンタリー映画『O nadador – A história de Tetsuo Okamoto』(以下『競泳選手』と略、2014年、26分、ポ語、ロドリゴ・グロッタ監督)で、姉の鈴枝さんは弟の性格を《とにかく控えめで、あまり社交的ではなかった。勉強よりも、ひたすらスポーツに打ち込ん ...

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ニッケイ俳壇(902)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎われに六句虚子入選句虚子祀る鹿鳴くや二人を娶り戻り来ず木いも擦る土人女乳房ゆすり上げ木いも擦る土人女丸太に掛け並び河波の飛沫とび来る青嵐ゴヤス野の空の広さよ星月夜   カンポスドジョルドン    鈴木 静林七夕や願いは手芸上達を道譜請弁当がかこむ大榾火一日燃ゆる山家囲炉裏の大榾火薪不足 ...

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ニッケイ歌壇(519)=上妻博彦 選

      サンパウロ      武地 志津軽量も気迫で乗り切る日馬富士巨体逸ノ城下(くだ)す上手投げ白鵬の手が顔面を被いたる瞬間豪栄道の腰砕け一瞬を松鳳山の変化にて又も不覚を取りし稀勢ノ里両手上げ怯える様の「勢」に白鵬忽(たちま)ち体勢崩れる日馬富士の優勝称え喜びを分かち合いたる人は今亡し「評」千代の富士が大相撲界で「ウルフ」 ...

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食に音楽に盛りだくさん=憩の園慈善バザー、週末に

 救済会「憩の園」(佐藤直会長)による『第42回慈善バザー』が20、21の両日、同施設(Rua Jardim de Repouso Sao Francisco, 881, Parque Maria Helena)で開かれる。入場券5レアル(抽選券付)。 今年の目玉企画は、22人のメンバーからなる子どもオーケストラ。平田ジョーや中 ...

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ニッケイ俳壇(901)=富重久子 選

セザリオ・ランジェ  井上人栄
ときめきの心にも似て春を待つ
【「春を待つ」丁度この頃の季節である。高階から外を眺めると、墓場の森など枯れ色が目立ち侘しい景色が目に入る。林立するビルの中庭や前庭の草木も枯れ色が目立ち、人の出入りもまばらで冬の様相をなしている。
八月から春の季節で、「ときめきの心にも似て」とは、若々しい作者の心情の表れであって、この一句を瑞々しい佳句となしている】

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日本酒の試飲会、10日に=酒造組合が東洋街で

 日本酒造組合中央会が主催し10日午後4時から、日本の國酒(酒、焼酎、泡盛)をテーマにした試飲会をニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)で行なう。 今事業のため、同中央会から7人の専門家が来伯。入場無料だが専用サイト(kokushu.eventbrite.com)から申し込みが必 ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(2)=開拓地プールでカエルと泳ぐ

パウリスタ新聞1952年8月3日付では岡本の五輪3位はトップ記事でも、その次の左カタでもなく、「3段記事」扱いだった。でも当時の伯字紙は大見出しで報じていた

 父専太郎はいわゆる農業移民ではない。1892年北海道札幌市生まれのインテリで、測量技師の資格も持つ自由渡航者として1912年にイギリスからアマゾンを経て入伯した。母ツヨカは福岡県の出身だった。 専太郎は息子に「お前はサムライの子孫だ」と説いたほどだから、実際に士族の出で、明治期に本土から北海道開拓に入った家系かもしれない。 1 ...

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