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宮坂国人 関連記事

和牛ブランド確立へ=見た目よりも味で勝負=見本市で注目集める=ブラジルには約一万頭

6月14日(土)  柔らかな霜降り肉を食べたい。ブラジルに生きてきて、そんな思いに駆られたことはありませんか。例えば、「靴底のゴム」のような牛肉を噛むとき。ああ、やっぱり和牛がいい―。ブラジルは世界第二のビーフ生産国だ。最近の統計資料をみると、その飼養頭数は約一億六千万頭とある。和牛も確認できた。混血種として一万頭が登録されてい ...

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コラム 樹海

 ペルーは日本人移民を早くから受け入れた国であり、故・宮坂国人氏が大学を卒業して移民事業会社に就職し赴任したところでもある。幕末には支那からの移民を乗せたペルーの船が横浜で問題となったこともあるが、日本人にとって親しみが増したのは日系二世のフジモリ氏が大統領になってからと見ていい▼人気も高かったし経済の立て直しにも力を振るった。 ...

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コラム 樹海

 男の社会も近頃はお洒落が流行らしい。鼻や耳に始まり臍にまでピアスなるピカピカを付けたりもする。髪の手入れも大変なもので「床屋」ではなく「美容室」とか「サロン」と呼ぶ。イガグリなら三レアルなのに「整髪代」もかなりの金額に達するそうだ。短髪も見かけるけれども、鋏の細工というか「技」を駆使しての細かな模様が入っての美術型で複雑怪奇な ...

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コラム 樹海

 男の社会も近頃はお洒落が流行らしい。鼻や耳に始まり臍にまでピアスなるピカピカを付けたりもする。髪の手入れも大変なもので「床屋」ではなく「美容室」とか「サロン」と呼ぶ。イガグリなら三レアルなのに「整髪代」もかなりの金額に達するそうだ。短髪も見かけるけれども、鋏の細工というか「技」を駆使しての細かな模様が入っての美術型で複雑怪奇な ...

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勲一等勲章を展示へ=日本移民史料館=新映像スペース開設

4月15日(火)  ブラジル日本移民史料館は十四日午後八時から九階展示室で、新スペース「サーラ・カワサキ・スチール」の開所式を行った。当日は合わせて、植木茂彬・元鉱山動力大臣から、日系社会唯一の勲一等旭日章(一九七六年九月受章)が貸与され、新しい目玉展示がいっきに二つも増えた。  岩崎文協会長、二宮正人運営委員長らと共に記念プレ ...

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日伯学園構想に関する報告と提言(1)=一世世代最後の貢献=百年後に残る構想を

3月11日(火)  文協日伯学園検討委員会の活動報告「日伯学園構想に関する報告と提言」がこのほどまとめられた。報告書は全四十五ページ。これまでの活動を踏まえ、日伯学園の建学理念をはじめ学校モデルの具体案、学園建設に向けた今後の課題について提言を行っている。ブラジル日本文化協会は今月六日の定期理事会で同報告書を承認。これにより検討 ...

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コラム 樹海

 山根寛一氏を知る人はもう少ない。戦前の日系社会で活躍した人物で農業界の指導者として知られマリリア管内に創設した「興農園」は余りにも有名だった。南米銀行の秘書室長を務め宮坂国人氏を支え続けた山根剛氏の尊父と言った方が通りが好いかもしれない。どんなに寒くとも暁闇の五時には起きての冷水摩擦を欠かさず朝食は「うどん」に決まっていた▼出 ...

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