《ブラジル》ガイゼル大統領が74年に政治犯粛清を了承=CIA報告書で事実発覚=民主化促進イメージの裏で 2018年5月12日 ガイゼル大統領(Presidência da República) 軍政時代の1974~79年に大統領職を務めたエルネスト・ガイゼル氏(1907~96年)が、反体制派の政治犯の粛清を了承していた事実を記した記述が米国CIAの所管文書から見つかったことが明らかとなった。11日付現地紙が報じている。 同件は、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のマチアス・スペクトル調査員の研究で明らかになった。その記述を書いたのは、1974年当時にCIAのディレクターだったウィリアム・コルビー氏で、当時のヘンリー・キッシンジャー長官宛ての報告書に書かれていたという。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について 写真ニュース サンパウロ ヴァレ ヴァルガス 2018-05-12 Nikkey Shimbun