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特別寄稿

なぜ「ガンジーの息子たち」なのか=サルバドールのブロッコを訊ねる=聖市ヴィラカロン在住 毛利律子

「Filhos de Gandhy」(ガンジーの息子たち)の行進の様子(By Tatiana Sapateiro from São Paulo, Brasil, via Wikimedia Commons)

 今年のカーニバルも終わり季節は秋に移った。ブラジルと言えばカーニバル。6年前に本格的にサンパウロでの生活をはじめ、その国を知るにはまず歴史から、と建国500年余の歴史を紐解きながら、ついでに、そもそもブラジルのカーニバルとはどういうものか調べてみた。  そこで、インターネットの動画サイトでカーニバルの映像をのぞくと、そこで思い ...

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38年間住んだベネズエラを後にして=小谷孝子(画家)

児童基金館での第1回折り紙展、当時のルシンチ大統領夫人を迎え。カラカス日本人学校長や生徒児童も参加してくれた開会日の写真(1988)

 画家の小谷孝子さんは38年間もベネズエラに住んだが、不況や治安の悪化などあまりの国情の変わりように耐え切れなくなり、昨年3月に日本に永住帰国した。「第2の祖国」への惜別の思いを込めた文章が、昨年末の12月28日にサイト「ベネズエラで起きていること」(https://venezuelainjapanese.com/2016/12 ...

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特別寄稿=ブラジル政界に大激震!=容疑者リストに大物ずらり=ラヴァ・ジャットでピカピカに?=聖市在住  駒形 秀雄

図表

 カーニバルの空騒ぎも済んで、さあ、これでまともな市民生活が始まるかと思っていたら、先週末ブラジル政界の主要幹部を網羅する汚職容疑者のリストが公開されて、政界に激震が走りました。  この震源となったリストと云うのは、ブラジル土建業(ゼネコン)最大手オデブレヒト(ORDEBRECHT)社から、公共工事の受注がらみで巨額の賄賂を受け ...

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ブロック統合に前向きな決議=メルコスールと太平洋同盟=パラグァイ在住 坂本邦雄

チリ、コロンビア、メキシコ、ペルーが加盟する「AP」太平洋同盟各国のサイト

 この4月7日(金)は亜国ブエノスアイレス市で、「MERCOSUR」南米南部共同市場と「AP」太平洋同盟各国の合同閣僚会議が開催され、パラグァイからはエラディオ・ロイサガ外務大臣及びグスタボ・レイテ商工大臣が出席した。  同会議参加の関係各国大臣は、国際ルールに基づいた解放的で透明な地域交易機構の構築が至って重要である事を再確認 ...

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「無効と間接選挙」=ポルト・アレグレ在住 杉村士朗

 3月9日付リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市発行の日刊紙「ゼロ・オーラ」の寄稿頁欄に「無効と間接選挙」と題された弁護士・選挙法教授アントニオ・アウグスト・マイエル・ドス・サントス氏の寄稿文が掲載された。  我々の正しいブラジル理解への一助として、その仮訳を紹介したい。  よく知られているように、2014年大統領選挙で ...

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S&P社信用格付け「BB」=2017年パ国ソブリン債=シティが管理、欧米で交渉=アスンシィオン在住 坂本邦雄

 最近アメリカのスタンダード&プアーズ社㈱(Standard & Poors)はパラグァイ政府発行のソブリン債を「BB」ランクに格付けした。  違憲とも云われる来年の大統領再選の問題を巡めぐって、近頃の政界はいたって喧すしく、政府機能がとみに混乱しており、財政運営や公債履行能力に問題をもたらしている、という世論に応えた発 ...

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パラグァイがOECD開発センター加盟=米州開発銀行が首都で総会=1500客室が既に予約済み=パラグァイ在住 坂本邦雄

 この度、IDB(米州開発銀行)の第58回年次通常総会が、パラグァイ政府の主催で今月の29日から4月1日の4日間、初めてアスンシォン市で開催される。これは先般1月にパラグァイを出発点、そしてボリビア経由亜国ブエノスアイレス市を終着点にして行われた「ダカール・ラリー競技大会」に続く大国際イヴェントで、ホテル業、飲食店や観光業に及ぼ ...

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パラグァイ成長率予測3・7%=中銀総裁「更に上回る傾向」=アスンシオン在住 坂本邦雄

2015年時点でのパラグァイの好調な経済を報じるエザメ誌電子版

 昨年度パラグァイ経済は〃順風〃に恵まれて、地域諸国中でも一番ダイナミックな4%の国内総生産・GDP成長率をもって締め切った。  同時に、本2017年度の「速報値(Datos Preliminares)」も有望な見通しで、パラグァイ中央銀行は今年の経済成長率を3・7%台に見積もっているが、カルロス・フェルナンデス・ヴァルドヴィノ ...

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語源を辿ればオモシロイ=日系人の欧米由来の名前=仏教徒でも「マリアさん」=聖市ヴィラカロン在住 毛利律子

「きらきらネーム」の代表例

 名前というのは世代ごとの変化、流行に大きく影響され、今の日本でも女の子の名前に「子」を付けることはほとんどなくなった。国際的に通用するようにという傾向から、響きが良く、短い音節で欧米の名前に似た名前が流行っている。しかし、漢字文化の日本ではローマ字表記をしないので、音(おん)に漢字を当てることになる。すると、性別も判別できない ...

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冴えわたる政治ピアーダ=汚職を笑い飛ばす庶民の知恵=20年前のが今でも十分通じる?!=(社)ラテンアメリカ協会常務理事 桜井 敏浩

連警のラヴァ・ジャット作戦の標的にされながらも、あの手この手で生き残ってきた上院議員の皆さん(Foto: Lula Marques/AGPT)

 この文章は20年も前に書かれたものだが、読めば読むほど、ラヴァ・ジャット作戦で大揺れに揺れる今のブラジルでも十分に通用する抱腹絶倒モノのピアーダ集だ。著者の許可のもと、ここに転載する。(編集部)  米国人にとっては、ユーモアのセンスの良し悪しが大事な個人の魅力の一要素であり、大統領が厳しい質問をジョークでかわせることが、能力の ...

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