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YOSAKOIソーラン10周年

 鳴子を手に「ソーラン」と掛け声を響かせ、色とりどりの衣装で踊るYOSAKOIソーラン。美容院「SOHO」の創始者・飯島秀昭氏が仕掛け人となり大会を開催して以来、僅か10年でコロニアの一大イベントに成長を遂げた。日本との交流も緊密化し、今月29日に開かれる第10回大会には、本場札幌で2年連続優勝を果たした「夢想漣えさし」が出演し、最高峰のYOSAKOIを披露する。数々の日系団体、芸能団体が若者呼び込みに苦労する中、着々と若者を惹きつけ、成長を続けるYOSAKOIの魅力とは―その発展の軌跡を追った。

YOSAKOIソーラン10周年=第11回=次世代担う高橋ジョー氏=「飯島氏の情熱残したい」

ニッケイ新聞 2012年7月24日付け  「時間を守る」「整理整頓」「挨拶をする」—YOSAOI3原則は徐々に浸透しているようだ。飯島氏は「初めは『どうせ遅れる』と思って遅れてきていた観客も、時間通りに来るようになった」と喜ぶ。演技が終った後の会場やバックステージもきれいに保たれている。  一昨年頃からレベルが上がってきたことを ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第10回=グルッポ・サンセイ強さの秘密 =(下)=支援に徹する大人たち

ニッケイ新聞 2012年7月21日付け  「グルッポ・サンセイ」はYOSAKOIチームの母体である、慈善文化団体の名称だ。YOSAKOI、太鼓はあとから加わった活動で、始まりは城間美智子さんが自宅で始めた小さなカラオケ教室だった。  13歳で日本語学校に入学して以来「日本の歌が大好きになった」という城間さんは、1984年頃に自宅 ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第9回=グルッポ・サンセイ強さの秘密=(上)リーダー育成と家族の支え

ニッケイ新聞 2012年7月20日付け  当地のYOSAKOI大会初出場にして総合優勝を果たし、その後も5回の優勝をさらったグルッポ・サンセイ。一体、その強さの秘密はどこにあるのか。パラナ州ロンドリーナ市にある、同グループの会館を訪ねた。  午後6時半—会館1階にある鏡張りの広い一室で、主クラスに所属する数人の踊り手が中級クラス ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第8回=ロンドリーナ市 グルッポ・サンセイ=本場 札幌大会へ夢の出場

ニッケイ新聞 2012年7月19日付け  「何が何でも実現させる」—大会の知名度やチームのレベルも上がってきた今、目指すは日伯間でのチーム交流だ。2008年に札幌で開催される、第17回YOSAKOIソーラン出場を心に決めた。  本場の祭りを視察し、現地のYOSAKOIソーラン祭り組織委員会に打診するため、07年6月、飯島氏を始め ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第7回=それでも続ける大会出場=「日本の文化守りたい」

ニッケイ新聞 2012年7月18日付け  金銭的なハードルや専門的な指導者の不足もいとわず、YOSAKOIを続け大会に挑む団体は、踊りにどのような意義を見出しているのだろう。  毎年欠かさず出場している一心のリーダー、松田フーベンスさん(三世、32)=聖市=は、「大会に出て他のグループの踊りを見るのはいい刺激になるし、大会がある ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第6回=ブラジル全土に普及進む=出場続ける? ジレンマも

ニッケイ新聞 2012年7月17日付け  実施団体数は着々と増え、現在、ブラジルYOSAKOIソーラン協会が把握しているだけでも約80団体ある。  2007年から2年間滞伯したJICAシニアボランティアの嶌原まさ子さんも、マナウスや北東伯の海岸都市など伯国各地を回り地方普及に一役買った。浜崎マルセリーノ会長によれば、「あの時、Y ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第5回=渡会さんのYOSAKOI研究=アイデンティティの拠り所

ニッケイ新聞 2012年7月14日付け  本紙の過去記事を繰っていると、当地に滞在し八国のYOSAKOIを研究した渡会環さんという日本人女性の名があった。専門的な意見が聞けるかもしれないと思い取材を申し込んだ所、快い了承の返事と共に2本の論文が送られてきた。  渡会さん(37、愛知)は現在愛知県に住み、同県立大学外国語学部で専任 ...

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YOSAKOIソーラン10周年=第4回=浜崎マルセリーノ会長就任=ブラジル的要素の芽生え

ニッケイ新聞 2012年7月13日付け  2005年、3回目大会で浜崎マルセリーノさん(49、二世)が会長に就任した。兄が着物販売店「ミニ着物」を経営していたため、衣装協力にと呼びかけられたのがきっかけ。妻のみゆきさんと運営する平成学院は、初回大会からの参加チームでもある。  浜崎会長は「親が祭りキチガイで、小さい頃から仕事もせ ...

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第3回=03年、第1回大会開催!=ガ・ブエノ街も舞台に

ニッケイ新聞 2012年7月12日付け  「時間を守る」「挨拶をする」「整理整頓をする」—をYOSAKOI3原則とした。「街は舞台だ」をスローガンに街中で踊る札幌に倣い、文協講堂での公演に加え、リベルダーデ区のガルボン・ブエノ街での開催にもこぎつけた。  ルールは「手に鳴子を持って踊ること」「曲は5分以内で、ソーラン節を1フレー ...

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第2回=「若者を呼び戻したい」=日系社会活性化目指し

ニッケイ新聞 2012年7月11日付け  若者を巻き込み短期間に日本全国、海外へと広まっていったYOSAKOI。日系社会の縮小に歯止めをかけたいと願っていた飯島秀昭氏は、YOSAKOIのビデオを手にし、「これなら日系社会に若者を呼び戻せるかもしれない。素晴らしい素材だ」と確信した。  伯国ナンバー2のチェーン・ヘアサロン「SOH ...

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