ホーム | 日系社会ニュース | 小野寺郁夫さん逝く=柔道、スポーツに広く貢献

小野寺郁夫さん逝く=柔道、スポーツに広く貢献

3月1日(土)

 小野寺郁夫(おのでら・いくお=柔道家、企業家、宮城県人会副会長)二月二十八日午前九時、シリオ・リバネンセ病院で舌がんのため死去。六十三歳。
 一九三九年八月二十一日、宮城県若柳町川北欠に生まれる。六四年八月に渡伯。柔道家で、一九七六年のモントリオール・オリンピックの柔道ブラジルチームの監督を務めた。二〇〇〇年のシドニーオリンピックでは、柔道でオノラット、チアゴ・カミロ選手二人を銀メダルに導いた。近年は宮城県とサンパウロFCの少年サッカー交流にも貢献していた。サンパウロ市、カンピーナス市内にスポーツセンターを経営していた。パウリスタスポーツ賞受賞。現住所=サンパウロ市ロドリーゴ街三〇八番二一号室。
 遺体は一日午前八時、シリオ・リバネンセ病院で告別式、同午前八時半に出棺、同午前十時にサンパウロ市ヴィラ・アウピーナ墓地で荼毘に付される。

image_print