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綱引、迫力満点=中国ブロック県人会運動会

5月29日(木)

 中国ブロック県人会(岡山、島根、山口、鳥取、広島)青年部主催の第四回慈善・親睦運動会が二十五日、沖縄文化センターであった。約三百人が参加、健脚を競うとともにお互いの交流を深めた。
 昨年、一昨年と雨に見舞われた同運動会だが、今年は晴天に恵まれた。開会式では、今年の運動会運営を担当した岡山県から遠藤勇さんがあいさつ、続いて同県青年部(平塚ミノル部長)を代表して河合レイラさんが、「みなさん、頑張りましょう」と呼び掛けた。
 競技は午前十時ごろからスタート。お年寄りから子どもまで入り乱れ、「ボール渡し」や「ふるさとおんど(Prova de 3 Geracoes)」などで白熱した。参加者全員が二チームに別れての「綱引き」は、砂ぼこりが舞う迫力満点の戦いに。「玉入れ」では白組のかごが落下するハプニングもあった。また、「飴探し」では、各県人会会長らが顔を真っ白にして熱戦を繰り広げた。
 今年二月から青年部メンバーが準備を進めてきた同運動会。河合さんは「みんなが楽しんでくれて、とても満足している」と微笑んだ。なお、運動会で集められた洋服や靴などは、援協と希望の家に寄付される。

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