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大豆食キャンペーンAFLORDでー農協婦連、存在感を誇示

8月26日(火)

 八月二十三日、サンパウロ市の近郊アルジャで汎ヅットラ花卉生産者協会(新谷幸雄会長)主催による第十二回花祭り(EXPO AFLORD 2003)が始まった。去る七月下旬にサンパウロ州議会構内で行われたブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)主催による日本祭り会場で、パラグァイ・イグアスー移住地の婦人部と合同で健康食材としての〃大豆〃キャンペーンを展開して、その行動力と存在が広く認知されたブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)が、花祭り会場でも行動力と存在感を誇示しようとしている。
 上芝原会長が「私たちは主婦として家族の健康を守る義務があります。ですから、作る食品はすべて手づくり(カゼイロ)です。私たちは若くありませんが、パワーでは若い皆さんに負けないという自負があります。花祭り会場に来られる皆さん、どうぞADESCコーナーにもお立ち寄りください」と呼びかけ。
 味噌、つまみ、豆板 (Pe-de-Moleque com Soja)などの大豆で作った食品はもちろんのこと、赤飯、酢漬レンコン、笹巻き弁当、蜂蜜、竹の子、饅頭、福神漬、甘納豆、など多彩なカゼイロ食品が揃っている。どらやき・握り寿司・手巻き寿司・大福・ぜんざいは来場者の目の前で作る本格的な新鮮カゼイロ食品だ。笹巻き弁当は二個のおにぎりが新鮮な竹の葉で包まれている。中には家庭で育てた地鶏(カイピーラ)の肉と卵、それに、竹の子が入っている。どらやき、握り寿司、手巻き寿司、笹巻き弁当なども家族への手土産にお勧め(上芝原会長)と、パワー女性軍団の意識は高い。
 ADESCコーナーの華やかさを盛り上げている七夕の飾りつけは、宮城県人会(中沢宏一会長)から無償で提供された。
 アルジャ花祭りは八月三十日と三十一日、九月六日と七日の週末にも開催される。往年の〃華〃たちが作る健康食を食べて「元気をいただく」こともアルジャ花祭りに出かける楽しみのようだ。

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