ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■コロニア歌謡界の新星

■ひとマチ点描■コロニア歌謡界の新星

 〃スターにしきの〃を思わせる中年男性の両脇に二人の美女が―。と、良く見たら真ん中にいるのは、領事館で見かける渡辺博領事(広報・文化担当)。両脇のお嬢さんは、橋口裕子副領事(国籍証明担当)と小長谷なつき派遣員(会計担当)と判明。
 渡辺領事は谷村新司の「昴―すばる―」を熱唱、二人はザ・ピーナッツの「恋のフーガ」をオリジナル振りつけで披露した。七日の第九回紅白歌合戦、興味津々の会場は、三人の予想以上の頑張りに大喜びだった様子。
 「『昴』を選んだのは、移民の方々に喜んでもらうため」と渡辺領事は明かす。三人とも、自分の出来に「満足」とのコメントだった。実は、歌の指導から衣装の提供まで、日伯音楽協会の北川彰久会長のご苦労があったとか。三人と北川会長、ご苦労様でした。    (佐)

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