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サンパウロ市、パリ友好のしるし=大阪橋下に壁画を=フランス人画家

1月22日(木)

 来る二十六日正午、東洋街・大阪橋下の高速道路の壁にフランス人画家が描いた壁画が完成、披露される。サンパウロ市市制四百五十年を記念した行事の一つである。壁画の名は「パイネル・コスモ(宇宙、全世界)・ブラジレイロ」。画家はフィリップ・マイヤさん(四二)。宇宙は進化するという概念でもって、世界の未来を展望する――これが壁画のテーマ。
 サンパウロ市とパリ市友好のしるしであり、パリが、サンパウロを祝うイベントだ。さきにパリ側から、壁画を描く画家のリストが提示され、サンパウロがフィリップさんを指名したもの。作品はほぼ完成している。イナウグラソンには、ベルタント・デラノ・パリ市長が来聖、出席する。
 このプロジェクトはサンパウロ市国際局によって立案、実施された。後援はサンパウロ市セー管区、青少年局、在聖フランス総領事館、アリアンサ・フランセーザ、ボストン銀行財団、チンタ・スビニルなど。
 フィリップさんは六一年、フランスのルバイヤ生まれ、〇三年九月、パリのレ・デゼルト・ラフォルミ展で入選した。

 

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