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東西南北

3月 3日(水)

  暴風雨が二十八日未明、サンパウロ州各市を襲った。カジャチー市では二百グラムのひょうが降り、家屋約二百軒が崩壊した。同市の住民約七百五十人が体育館や親せきの家に避難。明け方、市が配布した帆布を持って帰宅した。帆布は臨時に屋根を覆うためのもの。テレビのアンテナが倒れたが、負傷者はなかった。サントス市中心街のプレジデンテ・ウィウソン通りでは、十五本以上の木が倒れ不通となったほか、ガソリンポストの屋根が落ちるなどの被害があった。カスチーリョ市では電柱三十本が倒れたが、停電には至らなかった。同市の学校の屋根が壊れたほか、ホテルの屋根が駐車場に落ち、車が破損した。
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 一歳六カ月の息子を毒殺した疑いで二十七日、二十五歳の母親がサンパウロ市東部エルメリーノ・マタラーゾ区の自宅で逮捕された。母親は妊娠六カ月で、子ども二人を養育していく経済的なめどが立たず無理心中を図った、と供述している。母親が服毒するところを親せきが止め、息子を救急病院に運んだが、病院に着く前に死亡した。
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 四十歳の主婦が二十六日、サンパウロ市東部の自宅で夫(六一、石工)を絞殺した疑いで逮捕された。主婦は二十四日に夫を殺害し、警察には「私は米と豆だけを食べて生きていける女ではない。肉も食べなければならない」と動機を述べている。二人は五カ月前に同居生活を始めた。
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 サッカーブラジル代表で、スペインの名門バルセロナで活躍するロナウジーニョ・ガウショがボールを使ったCMの撮影中に、大聖堂の窓ガラスを割った。スペインのサンチアゴ・デ・コンポステーラ市にある大聖堂前で、オーバーヘッドキックを披露したところ、蹴り損ねたボールは五十枚あるガラスの一部を直撃、見事に穴が開いた。ガラス代の一・二ユーロ(約四・三レアル)は、広告代理店が負担する。

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