ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 17日、外務省は、ロンドンにあるリンカーン大学のキャンパス内で、ブラジル人留学生のイヴソン・ヌーネスさん(26)が16日に遺体で見つかったと発表した。現時点では死因は不明だ。イヴソンさんはペルナンブッコ州グラヴァター出身で、ペルナンブッコ連邦大学でデザインを専攻。リンカーン大学へは昨年7月から、連邦政府のプログラム「国境なき科学」を生かして留学していた。母親の証言によると、イヴソンさんは来月5日に帰国の航空券を既に予約していたという。国際問題にもなりかねないことでもあり、今後の報道に注目したい。
     ◎
 19日、16強によるトーナメントに突入したブラジル杯の初戦で、コリンチャンスはサントスとの第1戦を0―2で落とした。そのうえコリンチャンスはこの試合で、ここ最近の成長株で五輪セレソンにまで選ばれていた若きエース候補のルシアーノが右ひざに重傷を負い、今季絶望となるという二重のショックを被った。一方、パルメイラスは、本拠地アリアンツ・パルケでの対クルゼイロ戦を2―1でものにする好発進。敵地での次戦で引き分け以上なら8強入りとなる。
     ◎
 18日夜、サンパウロ市北部ブラジランジアで、16歳と17歳の2人組の自動車強盗が、軍警との銃撃戦により死亡した。この2人は、北部カショエイリーニャで車を強奪したが、被害者の女性がすぐに派出所に出向いて通報したため、追跡をはじめた軍警が逃走中の車を発見。軍警に追われて事故を起こした2人組が銃を放ちながら車から降りてきたため、軍警と撃ち合いになった。

image_print