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「日本移民発祥の地」=リ・プレット市が認定

11月26日(金)

 サンパウロ州リベイロン・プレット市議会(レオポルド・パウリノ議長)は八日、同市を「日本移民発祥の地」と認める法令を議決した。地域の日系社会と関係が深いというシルヴィオ・マルチンス市議の発案したもの。
 これを受け、サンパウロ総領事館の石田仁宏総領事が十九日、議会で開かれた発令書の贈呈式に出席した。関係者筋によると、小泉首相が九月に同市近郊グァタパラ移住地を訪れたことで法令発案の気運が一気に高まったと見られる。
 同市は奥モジアナ地方の中心で、サトウキビ生産が盛んな州内有数の農業地帯。一九〇八年に来伯した第一回日本移民(笠戸丸移民)の大半が契約労働者として、同地方のコーヒー農場に送られた経緯がある。

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