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レシフェ=大人気! ヨサコイ披露=グルーポ民舞の合同チーム

12月14日(火)

 十一月二十八日にペルナンブッコ州レシフェ市で行われた第八回日本市で、同市日本文化協会青年部と、リベロン・ピーレス文化協会(川添博会長)青年部のグルーポ民舞が、集まった大観衆を前に合同でYOSAKOIソーランを披露した。合同チームは民舞六人、同青年部二十四人の合わせて三十人。
 グルーポ民舞を招いたのには、YOSAKOIソーランを起爆剤に同市の日本人会青年部を活性化する狙いがあった。
 民舞から送られてきたYOSAKOIソーランの教則ビデオをもとに、同青年部では二カ月前に初めて練習を行った。
 民舞のメンバーがサンパウロを出発したのは二十六日の夜。初めての合同練習が行われたのは、祭り前日の二十七日。午後二時から八時までぶっとおしだ。
 「ちょっと動きが固かったけど、上手だった」と民舞の中村リカさん(18・三世)。民舞は数年前からYOSAKOIソーランに取り組んでおり、同青年部にしてみればベテランの域。でも、「私たちが疲れて休んでいる時も『もう一回やりたい』と、休まずに練習していました。とても気に入っている様子でした」と、大坪ユミコさん(21・三世)は彼らの頑張りには脱帽した様子。
 本番は大成功。同市を主催したレシフェ日本文化協会の岩田健一会長(53)は、「ものすごいよかった。大人気ですよ」と興奮した様子。
 この日は午前十時から午後九時まで祭りが開かれ、「もう歩けなくなるほどの人込み」(岩田会長)で、来場者は二万人を数えた。
 青年部は十一日、同文協の忘年会で早くも二回目のYOSAKOIソーランを披露する予定だ。

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