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東西南北

2月3日(木)

 バストス法相は一日、昨年創設された治安特殊部隊をリオ市に出動させることを発表した。ファベーラや周辺貧困地域に巣食う、強力に武装した麻薬密売組織の武装解除が狙い。州の保安当局は二週間前、同組織の武力に対抗できないとして、連邦政府に支援を要請していた。
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 カンピーナス市で起きた夫婦中毒死事件で、二人の娘の尿から重金属が検出されたとカンピーナス大学が発表した。十七歳の娘は三十一日に死亡、もう一人(15)は重体で入院中。警察は十五歳の娘が二十九日に作ったケーキのチョコレートの中に重金属が含まれていたとみている。同娘は家出経験があり、保護後は放浪癖治療のため、親は病院を探していた。
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 通りに飛び出す火だるまの男―。サンパウロ市南部サント・アマーロ区ジョアン・ディアス大通りにあるガソリンスタンドで一日朝、火災が発生。経営者(31)と店員(44)が四〇%と九〇%のやけどを負い、病院に運ばれたが重体。地下のタンクから別のタンクにガソリンを移していた時にホースからガソリンが漏れ、引火したとみられる。爆発を恐れた近所の住民が叫びながら逃げるなど、現場は一時パニック状態に陥った。
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 イラクで拉致されたジョアン・J・ヴァスコンセロス・Jr氏の消息について、ブラジル・イスラム協会のアブドウニ代表が、なお存命中であるとヨルダンからの情報を報告した。同代表は七日、イラクの聖職者と会い、周辺国要人に拉致被害者の解放に向けた協力を依頼する。当地では処刑前に、必ず人質の殺害を通知するしきたりとなっている。いかなる組織からも現在、処刑の情報はない。

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