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東西南北

2005年8月16日(火)

 郵便局、ビンゴ、裏金の三つのCPIは合同で、汚職組織構築にPT市政が関与したかどうか調査を開始した。調査対象となるのは、検察庁が捜査対象としている市の購買と業務委託契約で、メンドンサ氏が採用した外国への違法送金が強く疑われている。CPIをまとめるトゥーマ上議(自由戦線党=PFL)は先週初め、リベロン・プレットとサント・アンドレ両市の不正訴訟のコピーを請求した。
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 連邦国税庁は七月に三一六億四九〇〇万を徴税、同月としては過去最高を記録した。前年同月比では五・四八%増。今年一―七月の徴税総額は二〇七三億七五〇〇万レアルに達した。
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 米国人考古学者ジェームス・ピーターセン氏が十三日夜、マナウス市郊外のレストラン・イランドゥーバで射殺された。調査団は米国人三人とブラジル人一人の四人で夕食をとっていた。突然襲った一味五人にブラジル人は説得を試みた。驚いて落ち着きを失った被害者に賊が情容赦なく発砲した。遺体は十五日に故郷ヴァーモント州バーリントンへ送られる。
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 六歳から十六歳までの甥や姪計五人を性的に虐待した疑いで三十九歳の男が十三日、グアルーリョス市で逮捕された。少年らの母親、加害者の姉妹ら三人が被害を告発、容疑者は一カ月前から逃亡していた。
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 セーラサンパウロ市長の選挙公約だったビリェッテ・ウニコ(バス乗り継ぎ券)の地下鉄、列車への利用拡大が九月から試験的に実施される。料金は三・六〇レアル。本格的実施は十二月の予定。鉄道の各駅に設置される読み取り機の設置費用は三億レアル、システムへの補助金として市は年間一億レアルを投入する。

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