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07年まで二万人目標=県連=在外選挙登録呼びかけ

2005年9月17日(土)

 十五日の県連代表者会議で、日本の最高裁判決により在外邦人の選挙区投票への道が開けたことを受け、網野弥太郎県連顧問が在外選挙人登録の促進を呼びかけた。
 網野顧問は一九六五年の汎米日系人大会で在外選挙の問題が取り上げられてから今日まで県連が在外選挙権獲得運動に携わってきた経緯を説明。
 今回の最高裁判決について、「海外の日本人が日本国内の日本人と同じ権利を得た。同じ日本人として認められたということ」とその意義を強調した。
 選挙区への投票が可能になり、「これからは私たちの言い分が日本に届くようになる」と語り、そのためには選挙登録、投票数の増加が必要と述べた。
 網野氏は「〇七年の参院選までに二万人の登録」と目標を掲げ「県人会のみなさん、やりませんか」と呼びかけた。
 具体的な方策として、県人会の催しなど人が集まる機会に選挙人登録者を増やすことを提案。総領事館も出張サービスに前向きであることを説明し、「今日来ている各県人会代表の皆さんにより高い関心をもってほしい」と語った。

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