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街路樹の研究も=下元氏=訪日の成果報告

2005年10月28日(金)

 九月四日から同二十七日までの訪日していた元サンパウロ州議の下元八郎氏がその成果を報告のため、二十五日来社した。
 下元氏は日本で開催された第四十六回海外日系人大会(九月十三~十五日)に出席。老齢福祉年金の登録を在外公館でもできるように国に求めることを提案。決議されたという。
 また、二〇〇八年の日本移民百周年にはサッカーの日本代表とブラジル代表の特別試合をブラジルで行うよう関係者を通じて要請していることも明かした。
 さらに、日本の道路脇に植えられた街路樹の研究も行なってきた。
 「ブラジルでは植えた木が道を壊したり、高くなりすぎて風で倒れたりと問題が起こる。日本ではそういうことがないので、植える木の種類や剪定方法などを研究するため各地で写真を撮ってきた」
 撮り貯めた七十枚以上の写真をサンパウロ市長に渡し、検討を求めるという。

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