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浜田領事が帰国=W杯イヤーが思い出

2005年11月8日(火)

 約四年にわたってサンパウロ総領事館で領事として勤務した浜田圭司氏(45)=写真=が三日、帰国あいさつのため来社。「移民百周年祭が成功するよう、今後は日本のほうから応援していきたい」と語った。
 二〇〇一年八月に来伯。広報・文化班の領事として、二〇〇二年、サッカーの日韓共催ワールドカップ(W杯)にあわせてサンパウロ市で開かれた両国コロニアの交流サッカー試合や、元ブラジル代表のドゥンガ選手の講演会に携わった思い出を振り返る。
 その後は総務・政務を担当。戦後日本人移民五十周年式典、小泉首相来伯の準備に取り組んだことなどが特に印象深いという。
 上智大を卒業。一九八八年から二年間、クリチーバに留学。その後マナウス勤務を経て、九七年にはアフリカ・ジンバブエへ。さらにサンパウロで四年間とポルトガル語が専門だ。
 将来、ブラジルに戻ってくる可能性について、「モザンビークやアンゴラに大使館が出来た。近い将来はそちらに赴任するかもしれない。でも、いずれまたあると思う」と話していた。

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