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サンバの真髄知ろう=エスコーラ5校見学=18日に無料ツアー

2005年12月16日(金)

 百年祭をあと二年にひかえ、日本人にブラジル文化の一端であるサンバの真髄を知ってもらうための企画が始まる。題して「振動を心で感じよう――百周年に向けてサンバ・プロジェクト」というもの。
 サンパウロ市カーニバルを主催するサンパウロ・ツーリズモ公社の中心となり、SEBRAEサンパウロ(中小零細企業支援事業団)、ブルーツリーホテルなどが後援して、ブラジルを代表する大衆文化サンバへの理解を深めてもらうため、講座やイベントを順次開催していく。
 その第一弾は、十八日に予定されている五つのサンバ学校を巡る見学会だ。午後四時にブルーツリーファリア・リマ(ブリガデイロ・ファリア・リマ大通り3999番)に集合し、ウニードス・デ・ヴィラ・マリア、X―9パウリスターナ、ウニードス・ド・ペルーシェ、モシダーデ・アレグレ、ローザス・デ・オウロを順次見ていくもの。
 定員は二十人で無料。希望者は細川多美子(11・9634・4382)、ブンバ編集部(11・3141・3031)まで。
 来年一月から同ホテルを会場に、楽器、ダンス、衣装、組織論などさまざまな話題のあつかった講座を日本人向けに開催していく予定だ。最終的には〇八年のカーニバルに、参加者各自が何らかの形で出場することを視野に入れている。
 コーディネート担当の細川さんは「興味のある方、ぜひ連絡してください」と呼びかけている。

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