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東西南北

2006年2月22日(水)

 ブラジル銀行と連邦貯蓄銀行は昨年、過去最高の利益を記録した。金利と手数料収入の増加により、伯銀は二〇〇四年比三七・四%増の四一億五〇〇〇万レアル、貯蓄銀行は四六%増の二〇億レアルの利益を計上。連邦政府は両行から計一八億一七〇〇万レアルを受け取る。
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 サンパウロ市、リベイロン・プレット、バウルーなどサンパウロ州内五市の刑務所で十九日未明、暴動が同時発生した。二人がけが、職員二十七人を人質に、四千六百二十三人の服役者が所内の待遇改善や重要犯罪者の釈放を要求した。背後で犯罪組織、州都第一コマンド(PCC)が指揮を執っていたとみられる。二十日午後十一時時点で二カ所で暴動が続いている。五年前には二十九カ所に拡大した暴動で、十六人が死亡した。
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 リオ州ドゥッケ・デ・カシーアス市のファベーラで二十日夜、家屋が倒壊し、老夫婦と孫三人ががれきの下敷きになって死亡、四人がけがをした。十年前に建てられたこの家は構造上の欠陥から倒壊の恐れがあるとして、八年前から市が立ち入り禁止にしていたが、被害者らは違法に住み着いていた。
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 サンパウロ市は二十日、営業中の商業施設に対する再登録を行うと発表した。目的は二つ。施設が現行法に添っているかの確認と是正、もう一つは違法営業の撤去という。期限は是正手続きを含めて、十八カ月の猶予を与えている。是正手続きの期間は、その旨を証明すれば罰金を免除される。手続きが複雑な店主は、是正書類を手配する念書にサインを要求される。違法営業を行っていた期間の罰金を免れるわけではないが、分割決済の相談には応じるという。

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