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2006年2月28日(火)

 サンパウロ市カーニバルの幕を切って落としたガヴィオンには、ディスタッキとして日系女優サブリナ・サトウ(25、三世)が登場。最小限の衣装で、惜しげもなく肉体美をさらし、日系人としては稀なエスタード紙第一面のカラー巻頭写真(二十五日付け)を飾った。翌日付けでは、彼女が最初に出た〇四年に同校が下部リーグに落ち、今回も制限時間オーバーなどの大失点が相次いだため〃さげまん〃と冷やかした。まったく本人のせいではないが、有名人はつらいよ、という感じか。
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 またも会計問題で迷走した県連代表者会。それはさておき出席者から、今年の実行委組織と予算作成を進めることが提案された。「前回の会計と今年の予算は関係ない」と出席者。実際は、昨年の会議で仮の予算案が出ているし、実行委組織も執行部案が配布されている。その後検討されなかっただけだ。忘れられたのか、それとも全く別の話なのか。もっとも今後、すんなり進展するかどうかはまた別の問題だが…。
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 南日伯援護協会(ポルト・アレグレ)の会報『援協ニュース』から編集者の日系社会青年ボランティアの名が無くなった。総領事館が閉鎖されたから、青年が派遣されなくなったのではあるまいが、協会は〃戦力〃の一部を失った。『援協ニュース』の体裁は、小冊子状からホッチキスで固定した状態に変わったが、それでもきちんと発行し、会員の必要に応えた。全七ページで日本語が五ページ。移住五十周年を迎える同地方では、まだ日本語がニュース伝達手段。

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