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「全カラ」と「トップスター」=併せて歌謡祭

2006年5月27日(土)

 全国カラオケ指導協会ブラジル本部(島田正市総本部長)、グループ・フレンズ(山尾俊雄会長)共催の「第六回ブラジル全カラ祭り・第三回ブラジル・トップスター歌謡祭」が、六月四日朝七時から、文協大講堂で開催される。入場無料。
 後援は、TV局バンデイランテ、オール・ジャパン・カラオケ、ブラジル歌謡連盟、パウリスタ歌謡連盟。
 今年からはこれまで別々に開催されていた両大会が、同日に行われることになった。島田総本部長は「実は両大会の参加者はほぼ同じ人達なんです。ならば、両大会を合同にして、いいところを併せて盛大に盛り上げていこうという運びになりました」とその理由を話す。
 出場者は約二百人。そのうち全カラからは、前日に静岡県人会館で行われる予選会を勝ち抜いてきた実力派、約七十人が出場する。 トップスターからは約百二十人。各カラオケ大会で上位入賞をしてきた〃つわもの〃ばかり。こちらは、日系コロニアではトップレベルの実力を誇るザ・フレンズの生演奏をバックに歌い上げる。
 今回は日本から新日本舞踊協会、全国カラオケ指導協会に所属する二十六人がブラジルに駆けつける。審査対象にはならないが、その内九人が、自慢ののどをブラジルのカラオケ・ファンに披露する。
 また併せて全国カラオケ指導協会理事長の松山翔一氏、代表作「千恵っ子よされ」で知られる作曲家の山中博氏(日本MCテープ専属講師)、同じく「酔心」などで知られる作曲家の千葉毅氏らも来伯。大会当日、各十六の部門を勝ち抜いた入賞者によって行われるグランプリの部を審査する予定だ。
 「今大会は日系コロニアでも一、二を争う程のレベルです。イベントとしてもトップをいくでしょう。ぜひ一人でも多くの人に素晴らしい歌手たちの歌声を楽しんで欲しいです」と、関係者は熱心に来場を呼びかけた。
 なお大会上位入賞者は賞品として、サンパウロ―東京の片道航空券が贈られ、来年四月、名古屋で予定されているブラジル日本移民百年記念前年祭のカラオケ大会へ参加する予定。

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