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アルジャ花祭りが開幕=今週はミス・プリマヴェーラも

2006年9月2日付け

 第十五回アルジャ・アフロード花祭りが八月二十六日、開幕した。汎ズットラ花卉生産者協会(安武誠会長)主催、アルジャ市役所、サンパウロ州農務局が後援し、今週末から来週十日までの三週にわたり、八百種類を超える色とりどりの花が春の訪れを告げる。
 毎年約四万人が訪れるアルジャ花祭り。今年もパビリオンでは十七の生産者グループが工夫をこらした展示が、訪れる人の目を楽しませる。花の直売や食コーナーのほか、様々なアトラクションも披露される。今週末の三日には、会場で「ミス・プリマヴェーラ」コンテストが開かれる(午前十時半予定)。
 汎ズットラ花卉生産者協会は今年、創立二十五周年の節目の年。先月二十六日午前十時から会場で行なわれた開会式には、ゼネジオ・セレベリーノ・ダ・シルバ・アルジャ市長やファビオ・メイレスサンパウロ州農業連盟会長、沖田豊穂サンパウロ領事などの来賓も訪れた。
 安武会長はあいさつで、生産者協会二十五年の歴史を振り返り、さらなる発展を誓った。同協会から歴代会長の荒木克弥、芳賀七郎、高梨一男、岩尾博定、玉田伯夫、立石進各氏に感謝状が贈られ、荒木さんが謝辞を述べた。
 来賓あいさつの後、展示場のテープカットと鏡割り。美しい花で飾られた展示に、来場者は目を奪われていた。
 第十五回アルジャ・アフロード花祭り=開催日は二、三日、七、八、九、十日、午前八時半から午後六時。【入場料】十二レアル(前売り十レアル、60歳以上の高齢者と学生は半額)。【会場】Av.PL do Brasil,km4.5,Aruja。会場前に有料駐車場有り(六レアル)。
 会場へのバスは、ロドビアリア・チエテからパッサロ・マロンまたは地下鉄アルメニア駅からズットラバス。期間中は、アルジャのバスターミナルから会場までタクシーが特別価格で運行。
 問い合わせは汎ズットラ花卉生産者協会(電話11・4655・4227または4655.1928)。

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