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東西南北

2007年2月27日付け

 大サンパウロ市圏マウアー市のファベーラで二十五日に虐殺事件が発生、男性四人と妊娠三カ月の女性一人(20)が殺害された。被害者の一人は麻薬密売の容疑で警察が捜査中だった。六十二歳の被害者は前科がなく、息子(24)をかばおうとして共に殺害されたとみられる。同圏内では今年一月十四日以降今回の事件を含み、二十七人が虐殺事件で死亡している。
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 昨年六月にエスピリト・サント州刑務所の治安回復のため派遣された保安部隊(FNS)が服役者に拷問を加えたとみて、検察庁が捜査している。同州法医学研究所の報告書によると、服役者七十二人に拷問の後とみられる傷跡が確認され、片目を失命した者もいるという。
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 二十三日朝、サンパウロ市パカエンブースタジアム前の広場で開かれていたフェイラ(青空市場)で武装グループと市警が約五分間に渡り銃撃戦を展開、付近はパニック状態に陥った。犯人らは自動車と徒歩で逃走。市警によると、犯罪者によく利用される同広場では、別の事件で七人が逮捕されている。
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 北東部地方では、二十三日以降の豪雨により三日間に六人が死亡。一人は四カ月の乳児で、寝ている間に雨漏りの滴が当たり、体温が低下した。
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 アウトドア市条例に抗議した市民を罵倒し紙上を騒がしたカサブサンパウロ市長は、アニェンビーでパレードを観覧中、入場準備中のマンシャ・ヴェルデから罵られた。かんしゃく玉の破裂寸前となったが、また罵倒したら州知事が市庁へ帰る噂をされると側近がなだめた。何しろセーラ知事は、紫色の一物を持つパウメイラ・ファンの硬骨漢だからと。

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