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「食を巡る移民史」=USP森教授が講演=基金

2007年2月28日付け

 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは三月六日午後七時半から同センター多目的ホール(Av. Paulista,37,1andar)で日本食に関する文化講演会「味の知恵(Saberes dos Sabores)」を行う。JBC出版、百周年記念協会が共催。
 サンパウロを中心とした日本食ブームを分析しながら、日本移民がブラジルの食卓に与えた影響や、ブラジル人が求める日本食について分析する目的で企画された同講演会。
 三回目の今回は、文化人類学者でサンパウロ大学日本文化研究所の森幸一教授が、文化講演会「風土とフード・食を巡る移民史」をテーマに講演する。
 森教授は、人類学の観点から移民の食文化の適応やその意味の構築を追求し、日本人移民の食生活の研究を続けている。講演では、サンパウロでの日本食ブームに焦点をあて、今日、寿司が〃高級料理〃となった背景などを分析する。
 講演は日本語。ポ語通訳つき。入場無料。申し込みは電子メール(info@fjsp.org.br)または同センター(11・3141・0110)まで。

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