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子供に刺激と喜びを=オペラ・ナ・マーラ=ひな祭りで公演

2007年3月1日付け

 「TV Cultural」と「TV Ra Tim Bum」の二局で放送している『Bau de Historia』(番組名)で活躍中の「Cia.Opera na Mala~劇団オペラ・ナ・マーラ」が、三月三、四の両日、在サンパウロ日本国総領事館、ブラジル日本文化福祉協会、JET・BRASILがサンパウロ市イブラプエラ公園内の日本館で開催する「ひな祭り」で日本昔話の人形劇を公演する。同劇団が二十三日、ニッケイ新聞の取材に応じた。
 TV番組で活躍中の同劇団「オペラ・ナ・マーラ」は、クリース・ミゲウ、セルジオ・セハーノさんの夫婦で構成。ブラジルの伝説(昔話)から、世界各国の童話を劇として手がけている。
 「子供たちが物語の世界に入りやすいように」と、物語が伝えるメッセージ(道徳)はそのまま残しながらも現代風に脚本を編集。作品の中には、日本昔話の「七夕祭り」(織姫と彦星)「一寸法師」「浦島太郎」「かさ地蔵」「天の羽衣」もあり、人形や歌、楽器、ダンスを取り入れ、ブラジルの子供たちの人気を集めている。
 子供番組に出演する二人だが、大人のファンも多いようだ。領事館関係者によれば「オペラ・ナ・マーラ」は、三、四日とも午後三時からの公演を予定していたが、「当日用意される二百席(二日間)は即時に予約がいっぱいになった」ほどの人気ぶり。同館では、希望者が多いことを理由に四時からの公演も急きょ予定に入れることにしたという。
 オペラ・ナ・マーラは、子供たちと「遊ぶこと」を目的に結成された。いわば「移動可能なオペラ」。人形劇を行いながらにクリースさんと、セルジオさんが演劇パフォーマンスを披露する。
 「子供たちに教訓を教えようとは考えていない」とセルジオさん。「遊びから知識が生まれ、そこから知恵が生まれるもの」。あくまでも、「自分達が子供たちに与えるのは喜び。自分たちの劇が刺激になれば」と話している。
 「ひな祭り」については、在サンパウロ総領事館(電話=11・3254・0100)まで。

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