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長崎県人会=08年3つの周年行事を準備=九州ブロックに積極参加へ

2007年3月6日付け

 在伯長崎県人会(中野恵市会長)の定期総会が二月二十五日、サンパウロ市南部の同会館で行われた。最初に先亡者に一分間の黙祷が捧げられ、曹洞宗南米別院仏心寺の采川道昭総監(〇五年に着任)ら新会員が紹介された。三十一人が出席。今は年会費四十レアルだが、来年からは五十レアルに値上げする件などが話合われた。
 議長に選出された尾崎守さん(イタペチニンガ在住)は「和を持って尊しとすべし」との心構えを説き、時に加熱しがちな議論を冷静な方向に舵取りした。
 〇六年決算では、〇五年から受け取った繰越金が三万九千レアルだったのに対し、〇六年の余剰金が二万九千レアアルと実質的に一万レアルの赤字だったことが報告された。
 会計理事の今井千兼子さんは、昨年はIPTU免税化の依頼料や書類関係の正規化、ペンキ塗りなどに、特別に費用がかかったためと説明。今年初めから人件費を削減して、赤字額を減らしたと説明した。
 収支決算では〇六年が約八万六千レアル、〇七年の収支予算は約七万六千レアルと一万レアルも規模縮小した。具体的には、支出面で〇七年の人件費を半分以下に抑えるなど大幅に切りつめた。
 これに伴い、職員が会館につめるのは月、火、木曜の午前九時から午後四時半のみに変更されたと発表があった。丹生登前会長は「変更を知らずに遠方から会館に来て、無駄足を踏まされたとの苦情も聞いた。変更する前に十分に告知してほしい」と釘をさした。
 〇八年には県人会創立四十五周年、サントス長崎姉妹都市提携三十五周年、マウアー波佐見姉妹都市提携二十周年などが重なり、移民百周年(〇八年六月)と同時期に行われると報告された。
 最終的に〇六年事業報告と決算、〇七年事業案と予算は拍手で承認された。
 津高次夫副会長は昨年末の忘年会について、「ヤクルトの貞方賢彦社長には本当にお世話になった」と繰り返し謝辞を述べた。
 また、昨年は参加しなかった九州ブロックの親睦運動会などの活動に積極的に加わるとの方針も、執行部から明らかにされた。
 最後に監事改選が行われ、一年任期の正監事には牧山栄治、滝ヶ平功、大水久雄の三氏。監事補には水田多恵子、栗崎邦彦、杉本俊和の三氏が決まった。

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