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東西南北

2007年4月21日付け

 労働者党(PT)は十九日、一年生下議の特訓教室を開いた。議題を与えて一人五分づつ、演説の予行練習を行わせた。
サンパウロ州の新人タット下議は「アノー、別の議題で演説をしてもいいですか」。四期先輩のビッフィ下議「議題なんか何でもいいんだヨ。ダメなら、読み上げたらいいんだ。お前らを構っていたら、日が暮れちまうじゃないか」。
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 二〇〇九年のインフレ目標を四・五%と定めたマンテガ財務相は、六月に通貨審議会(CMN)が目標を四%に引き下げても反対しないことを示唆した。中銀が今後基本金利の引き下げ幅を〇・五ポイントにする交換条件との見方がある。
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 サンパウロ州工業連盟のスカフ会長は九月二十八日以降、二期目の会長職を務めるとともに、姉妹団体であるサンパウロ州工業センター(Ciesp)の会長も兼任する見込みとなった。任期は四年。両団体が統合されるのは三年ぶり、加盟企業の取引額は約一兆レアルと、GDPの五〇%に達する。
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 リオデジャネイロ市の社会団体「平和なリオ」は十九日、コパカバーナ海岸に一三〇〇本のバラの花を差し、今年に入ってリオ州で殺害された人々を悼んだ。
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 サンパウロ市からロンドニア市に向かおうとしていた医師が十八日、コンゴーニャス空港の航空会社のカウンターに臓器の入った発泡スチロールの箱三つを置き去りにしたまま搭乗した。臓器は脳、心臓、肺、胃、子宮などで、液体に浸けられていた。警察によると、医師は臓器の機内持ち込みを断られた後、置き去りにしたという。臓器は分析後、授業で使う予定だったと医師。

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