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コラム オーリャ!

2007年5月8日付け

 「先月亡くなった高野さん、本当に惜しいですよね……」。リベルダーデ区の高野書店店主、高野泰久さんを思い出して、八木静代さん(70)は、何度もそう繰り返した。
 訃報を紙上で知ったという八木さんは記者を見つけると、「あの方は日本から受け入れた学生にも、『お父さん』と慕われてて」と、高野さんの生前の活躍を語った。
 その場に同席していた馬場アヤコさん(61)は、夫が高野さんと同期の産業開発青年隊隊員であるために〃古くからの知り合い〃と話し、「まだ若いのに」と顔をしかめて首を振った。
 「もっと早くわかってたら」「でも治療は難しいって話だし……」とひとしきり議論したあと、ため息まじりに出る言葉は「惜しいわね~」。
 亡くなってのち故人の話を聞いて、改めてその存在を実感した。冥福を祈りたい。   (稲)

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