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ホンダロックがサンパウロ州進出=2輪に続き4輪部品生産へ

2007年8月15日付け

 自動車部品メーカーのホンダロック(本社・宮崎県宮崎市佐土原町)がこのほど、サンパウロ州イツペーバ市(Rodovia Miguel Mlhado Campos,Km81)に工場を新設、ホンダがブラジルで生産する四輪自動車用のキーセットの生産に乗り出す。二十一日に行われる起工式のため、日本本社ブラジルプロジェクト部門の野邨修氏が来伯した。
 本田技研の子会社である同社はアメリカに二工場、中国、タイ、インドネシアにそれぞれ一工場を持つ。二〇〇六年、ホンダの二輪車用キーセット生産を目的にアマゾナス州マナウスに「ホンダロック・ド・ブラジル・リミターダ」を設立。今回新設する工場が、ブラジル国内で二カ所目の生産拠点となる。
 ブラジル法人「ホンダロック・サンパウロ(Honda Lock Sao Paulo Industria e Comercio de Pecas Ltda.)は資本金二千五百五十万レアル。日本のホンダロックが七五%、「Honda South America Ltda.」が二五%出資する。これまでは宮崎の本社で生産したものを輸入していたが、ブラジルの自動車産業の好調を受け、今回の進出が決まった。
 イツペーバ工場はそれぞれ敷地三万六千、建屋面積三千八百平方メートル。施工を担当するブラジル戸田建設の阿部勇社長によれば、すでに敷地の造成は終わっており、今年十二月に完成の予定。完成後はホンダの「FIT」「Civic」向けのキーセット、センサーなどの自動車部品を生産する。
 来年十月の本格稼動時には月六千台、将来的には月産一万台を目指す。従業員は稼動当初に約約百三十人、フル稼働の一三年には百六十二人を雇用する予定。
 野邨氏は起工式に出席後、二十七日に帰国。工場完成後、製造担当責任者としてブラジルに赴任する。工場の開所式は来年の本格稼動の時になる見込みだ。

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