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東西南北

ニッケイ新聞 2007年9月6日付け

 サンパウロ市パカエンブ区の三十四歳の医師。四日午前二時に終業後、自宅近くの信号で五人組に襲われた。気の毒な医師は、エンブー市まで連れ去られた上、車のトランクに押し込まれて置き去りに。犯人四人は銀行での現金引き出しを試みるが、警察の嫌疑。停止命令に従わずに逃げ、発砲を受けたため、銃器と被害者の携帯電話等を窓から投げ捨てて逃走するも御用。その後、拾った携帯から夫人と連絡が取れた警察は医師が行方不明と聞き捜索。七時半になり、医師を発見、救出した。医師と共にいた一人を含め、五人組は全員逮捕。
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 リオ・グランデ・ド・スル州連邦警察と軍警は四日、ポルト・アレグレ市で合同摘発作戦を実施し、自動車の盗難、強盗、書類偽造の容疑で六十二人を逮捕し、自動車四七台と大量の偽造免許証、身分証明書を押収した。犯行グループの存在は、首領とみられる男が昨年九月にトンネルを掘って同市内の銀行から現金を盗もうとした容疑で逮捕されたことから発覚した。
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 所轄外のリオデジャネイロ市近郊ニテロイ市で検問を行い、運転者から現金と運転免許証を奪っていた市警警官と刑務所職員が四日、軍警に逮捕された。市警監察局は警官を停職処分にし、捜査に乗り出した。
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 サンパウロ州リベロン・プレット市のバスターミナルで四日朝、コントロールを失ったバスがプラットホームに突っ込み、男性二人(92、75)が即死、男性一人(71)がショック状態で入院。九十二歳の男性の妻(81)は軽いけがですみ、投薬を受けて帰宅した。運転手は業務上過失致死傷に問われ、事故の衝撃でターミナルの壁の一部が崩れた。

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