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第8回夏の蘭展=珍しい花も続々=2日まで

ニッケイ新聞 2007年12月1日付け

 サンパウロ蘭協会主催の第八回夏のラン展が十一月三十日から文協駐車場で始まった。森本ルシア会長はプルプラッタが季節の呼び物だが、「いろんな珍しい蘭もありますよ」と説明する。
 会場にはサンパウロ州各地の蘭協会から出品されたいろいろな種類七百点がずらり。栓抜きのような螺旋形のメガクリニウムには小粒の花が転々と咲いている。森本マルシアさんも「珍しいです」と太鼓判。時季はずれのデンドロ・チルセフローラムの大株も鎮座する。
 販売コーナーには、細いヒゲ上の黄黒色の花が特徴のブラシア、上品な薫りが漂う可憐なホドリゲジア、蘭協会のマークとなっている朱色のソフロニテス・コクシニアを始め、定番の胡蝶蘭、ミルトニアも並んでいる。入場無料。期間は二日までの午前九時~午後七時。中嶋澄男副会長も「ぜひ足を運んでください」と呼びかけた。

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