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総領事館=JETプログラム説明会=OBたちが体験を語る

ニッケイ新聞 2007年12月20日付け

 日本政府の外国青年招致事業「JETプログラム」の説明会が七日午後七時から、在サンパウロ日本国総領事館多目的ホールで行われ、約四十人が参加した。
 同プログラムは、地域における外国語教育の充実と国際交流の促進を通じて日本の国際化を図るもの。四十カ国以上から国際交流員を招致、選ばれた交流員は日本各地の地方公共団体で外国語指導助手、国際交流員などとして活動する。昨年二十周年を迎えた。
 ブラジルは九五年から加入し、これまでブラジル内から八十四人、サンパウロ総領事館管内から四十三人が参加している。
 説明会では、同プロジェクトで日本に行っている人たちの様子をビデオで紹介したほか、相良クリスチーナOB会会長らが内容を説明。
 OB生の一人シンチア・マエダさんが交流員として富山で過ごした三年間を、パワーポイントを用いながら話し、自身の楽しかった経験や他の地域から来ていた仲間の話を参加者たちに聞かせた。
 この日は七人のOBが駆けつけ、自分たちの体験を交えながら参加者から「日本文化とブラジル文化の違い」や「どういうことが楽しかったか」などといった質問に対しても細かに返答していた。
 来年度の応募締め切りは〇八年一月十八日。主な資格要件は、ブラジル国籍、大学卒資格、日本語能力を保持し、〇八年四月一日時点で四〇歳未満、など。詳細は総領事館(11・3254・0100、メール=cgjcultural4@arcstar.com.br、ホームページ=www.sp.br.emb-japan.go.jp)

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