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「日本人の心の歌」準備着々=来月17日、文協大講堂

ニッケイ新聞 2008年7月16日付け

 【既報関連】ブラジル日本移民百周年記念に贈る「日本人の心の歌・唄で綴る激動の移民百年」チャリティ・ショーが八月十七日午前十時から、ブラジル日本文化福祉協会講堂で開催される。
 同チャリティ・ショーは、戦前の部、日本舞踊、戦後の部に分かれている。ニッケイ新聞の読者から、希望曲を公募したところ、移民百周年ということもあり『川の流れのように』や『誰か故郷を思わざる』、『ふるさと』、『あざみの歌』、『りんごの歌』、『青い山脈』など、故郷を思う曲が多数寄せられた。
 最年少の国武千恵美さんが『ふるさと』、最年長でベテランの羽田宗義さんが『若鷲の歌』、『海ゆかば』などを歌う。
 またショーの目玉として、昨年の「第二十三回日本大衆音楽祭」(日本大衆音楽協会主催)で内閣総理大臣賞を獲得した平田信弘さん(30、3世)が『無法松の一生』、移民百周年を記念して、コロニア歌手の草分け阿部洋子さんが、ブラジルで一番人気の曲『アクアレラ・ド・ブラジル』を熱唱する。
 舞踊は、沖縄の踊り「琉舞・黒島節」「笑い福い」「琉舞・チバリヨー」があり、文協の芸能祭で優勝した、輝千代会の沢口千代美さんが『お七』と『夜桜お七』を舞う。楽団には、ザ・フレンズを迎え、全五十四曲を演奏する。最後に、歌手全員で『川の流れのように』。
 道康二実行委員長は「今年は移民百周年で盛り上がる。チケットの購入は早めに」と話した。
 チケット一枚十五レアルで、ブラジル日本文化福祉協会、老人クラブ連合会、サンパウロ日伯援護協会、沖縄県人会、明石屋宝石店、ニッケイ新聞社で購入可能。
 問い合わせは、ニッケイ新聞社(11―3208―3977)まで。

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